コンテンツの概要
文字数 : 約6,000文字
ページ数 : 約30ページ
仮想通貨はブロックチェーンの特性により、誰しものが送金を確認できるという透明性というメリットを持ちます。これは本来株式や為替ではわからない機関投資家などの送金や出金を知ることができ、リップル社のOTCでの売却までをも確認することができます。
本稿では2019年1月に送金されたビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)およびステーブルコインの入出金履歴から分析し、ショートやロングのエントリータイミングなどを考察。また、1月マーケットリポートではプレマインによりリップル社による市場供給という特殊な性質を持つXRPを中心に分析を行っており、BTCやETHと比較を行っています。
コンテンツの主題
傾向と対策
価格影響
市場分析
目次
- 1 1.ビットコイン入出金マーケット分析
- 1.1 1-1.マイナーとOTC売りか
- 1.2 1-2.機関投資家需要
- 2 2.イーサリアム入出金マーケット分析
- 2.1 2-1.中国人と見られるETHの売却
- 2.2 2-2.Bitfinexの不審な送金
- 3 3.リップル入出金マーケット分析
- 3.1 3-1.OTCに注意
- 3.2 3-2.エスクローからの出金と売却
- 3.3 3-3.XRP貸付はショート合図
- 3.4 3-4.リップル社の市場コントロール割合
- 3.5 3-5.XRP返却率
- 4 4.仮想通貨市場の資金流入分析
*このレポートはサロン会員限定のトレード支援ツールを使用しています。
1.ビットコイン入出金マーケット分析
1月はBakktのビットコイン現物決済されるビットコイン先物が2度の上場延期、さらに米政府閉鎖の影響によるCboeがビットコインETF上場申請を取り下げなど、大きなファンダメンタルがありました。
ビットコインが70万円を割って、40万円を推移したまま2019年を迎えました。
1-1.マイナーとOTC売りか
まず、1月の取引所へ入金された総数を確認すると、