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by 墨汁うまい

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【セキュリティ対策】Pt.4″99%が知らない”イーサリアムDeFi/NFTコントラクト検証と確認方法コントラクトリストを使用した安全な利用方法

イーサリアムL2移行の全盛期といえる現在において、新規チェーンにおけるコントラクトの署名は非常にリスクが高いとも言えます。特にzkSync EraやLineaなどのzkEVMでは既存のDeFiプロジェクトの対応がまだまだ少なく、SyncSwapなどの次世代のDeFiプロジェクトが多いことも理由の1つと言えるでしょう。 また高額エアドロップにおける重要な項目として「多くのコントラクトを使う」というものがあり、本稿ではコントラクトリストを活用した高額エアドロップを狙うための安全な使用コントラクトを増やす方法について仮想通貨(暗号資産)投資家向けに解説を行います。

【コントラクトリスト】LineaのDeFi/NFTのコントラクトリストと動作一覧

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イーサリアムのL2とはLayer 2(レイヤー2)の略で、イーサリアムを”基本となるベースネットワーク”としてL1(Layer1)ネットワークと定義し、L1上に展開する2階層目の新たなネットワークを指す。
L2を利用する利点 イーサリアムやビットコインではブロックにトランザクションを取り込み、そのブロックの前と後ろの親子関係を示す情報とともに”ブロックチェーン”として鎖のようにつながるデータにとそれらのルールを定義した”コンセンサスルール”によってネットワークをセキュアに保っている。
一方でこれらのL1を維持するコストの高さやスケーラビリティの限界、コントラクト実行を行うEVMのボトルネック等から長期的な運用とスケーリング問題をブロックチェーンは必ず抱えている。L2ではこれらの制限を緩和してTX処理などを制限の圧倒的に少ないオフチェーンで処理することでスケーラビリティを大幅に増加させる利点がある。
イーサリアムのL2技術 L2にはビットコインのライトニングネットワークで話題となったが、イーサリアムには
 
・Rollup(ロールアップ)
・Plasma(プラズマ)
・State Channel(ステートチャンネル)
 
の3つの異なるL2コア技術が開発研究されている。
Rollup中心のスケーリング イーサリアムでは2021年に入ってRollupを使用したArbitrum(アービトラム)やOptimism(オプティミズム)などのL2がローンチしており、実際にDeFiを利用することができる。
さらに2023年に入って次世代Rollup技術であるゼロ知識証明を導入したzk-RollupのzkEVMネットワークのStarknetやzkSyncがメインネットローンチしており、L2がメインストリームとなりつつある。イーサリアムは今後10年の開発ロードマップの一部として”サージ(The Surge)”においてイーサリアム2.0とL2を組み合わせることで世界最大規模のワールドコンピュータを構成する。

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墨汁うまいによるイーサリアム、DeFi、ビットコイン、アルトコインの投資とトレード、インターネット上では見れないような税金や規制の話、開発やマイニングまで幅広くカバーするコミュニケーションサロンです。従来のFacebookベースのコミュニティではなく、墨汁うまいとリアルタイムで情報共有できるクローズドコミュニティやサロン会員限定のマガジンやリサーチレポートなど、本サロンならではの内容となっています。テクニカル分析だけでなく、実際にDeFiなどで運用してリサーチを行った解説や、仮想通貨(暗号資産)の仕組みを知ることで投資、資産運用のスキルを上げていく場です。
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墨汁うまい
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投資家/マイナー/ライター/コンサルタント
イギリス在住経験から2016年に海外送金を行う際、ビットコインに出会い、未来を感じてトレードを開始。会社の経営経験を活かし、法人で資金運用を行う。The DAO事件からイーサリアムに興味を持ち事件や開発を追う。当時、イーサリアムやビットコインをはじめとする仮想通貨の日本語情報は少なく限られていたことから、国内外情報格差の解消のためTwitterやブログで開発や技術、中国規制、ハッキング事件などの情報発信を行う。法人経営でマイニングファームを持つほか、仮想通貨メディアコインチョイスで寄稿を行い、相場や技術の影響などの解説を行う。