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MEV(英:Maximal Extractable Value)とは・・・

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イーサリアムのMEVとは元は”Miner Extractable Value”と呼ばれていた、マイナーやバリデータが得られるブロック報酬とは別に得ることができる利益のことを指す。現在は”Maximal Extractable Value”の略称であり、利益の最大化を指す言葉に変化しているので注意。

DeFiのMEV問題

2020年から2021年にかけてイーサリアムのDeFiが人気を博すようになると、DeFiのフロントランニング問題によるMEV問題が深刻化した。

MEV自体はマイナーやバリデータにとって収益を最大化することは当然のインセンティブであるため、根本的な問題はフロントランニングにあるということになる。このMEVとフロントランニングによってガス代は1000Gweiを超え、2019年と比較するとガス代は最大で200倍にも高騰した。

MEV-BoostとPBS

2022年9月にマージが完了してCasper FFGに移行したことで、バリデータが誰もが平等にMEV-Boostを使用することが可能になり、ステーキング報酬をより高くすることができている。その一方で新たなイーサリアムの開発ロードマップとしてPBSがThe Scourgeとして提案されており、MEVの調整やリスクの軽減、分散性の向上が可能となるだろう。

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墨汁うまい(@bokujyuumai)とはイーサリアム(ETH)とビットコイン(BTC)を中心とした仮想通貨(暗号資産)のインフルエンサー、投資家、経営者であり、いわゆる「億り人」。X(旧Twitter)のフォロワーは約74000人で、仮想通貨の黎明期から速報や解説をしていたことで知られている。
 
墨汁うまいの略歴 2014年にマウントゴックス破産でビットコインを知り、渡英を経て為替からイギリスへの国際送金を模索しているうちにビットコインに出会い、2016年2月に1BTCが4万円の時にビットコインを購入したことでトレーダーとして参入。イーサリアムに未来を感じて2016年から開発動向を追っており、2025年で仮想通貨歴10年目を迎える。またイーサリアムがマイニングを採用していた時代に大規模な法人マイニングを行う。
日本語情報が全くなかった2016年からイーサリアムの技術的な影響を解説する「イーサリアム・ジャパン」を設立。2017年から2025年5月まで仮想通貨メディアのコインチョイス(CoinChoice)でライターとして速報やコラムを寄稿、2018年8月からDMMの依頼により技術や相場、規制や税制などのリサーチ内容を配信するDMMオンラインサロン「墨汁うまいと学ぶ仮想通貨の世界」を設立、2025年4月よりサンワード証券主催の仮想通貨セミナーに複数回登壇、2025年7月よりコインデスクジャパンのライターとしてコラムやイベントレポートを配信中。
 
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