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用語辞典(イーサリアム)

イーサリアム(Ethereum)の基礎用語やプロトコル、コントラクトなどの難しい用語などを解説した用語集です。ETH1.xやETH2.0を含む、イーサリアムの過去の事件やハードフォークのコードネームなど幅広くわかりやすく解説。 イーサリアムだけでなく、ERC20プロジェクトのMaker DAOやAugurなどや2018年末から注目を集めはじめたDeFiの関連用語なども解説。タグと50音から絞り込むことで、複雑なイーサリアムの用語を学習することができます。
・ステーキング(英:Staking)とは・・・

PoSにおいて、ネイティブ通貨(イーサリアムの場合ETH)をネットワークにデポジットすることを指す。イーサリアムのCasperではステーキングすることでバリデータとなり、報酬を得ることができる。

・32ETHとは・・・

イーサリアム2.0において、バリデータになるためにイーサリアムネットワークにステーキングするETHの必要数。Casper FFGでは、1,000ETH~1,500ETHとして提案されていたが、Bacon Chainにおいては2018年6月に提案された32ETHを前提に開発、リサーチされている。

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・APR(日:年利)とは・・・

Annual Percentage Rateの略で、年利のこと。DeFiで表示されている利率はAPRであることが多い。

・babbage(英:バベッジ)とは・・・

ETHの単位。1babbage = 1000wei = 0.000000000000001ETH。

イギリスの数学者で世界初のプログラミング可能な計算機を考案した”コンピュータの父”と呼ばれるCharles Babbageが由来。

・Beacon Chain(日:ビーコンチェーン)とは・・・

レガシィチェーンとCasperチェーンの整合性を保つ、バリデータの管理チェーン。レガシィチェーンとは別レイヤーとなり、バリデータのETHステーキングを管理し、悪意のある攻撃などを検知した際にステーキングされたETHの没収などを行うシステムチェーン。

・BlockFi(日:ブロックファイ)とは・・・

2019年初旬にローンチしたレンディングスタートアップ。貸し手はBTCとETHを年利6%ので貸出でき、Geminiのカストディサービスで保管される。

・ビザンチウム(英:Byzantium)とは・・・

イーサリアムのネットワークバージョン名でメトロポリスに属する。2017年10月16日に実装されたメトロポリスのPt.1で、イーサリアムのマイニング報酬を5ETHから3ETHに減少させるEIP-649がはじめて実装された。ゼロ知識証明をベースにしたZcashのzk-SNARKsの実装や新たなOPCODEの追加などが行われた。

・Casper FFG(日:キャスパーFFG)とは・・・

Casper the Friendly Finality Gadgetの略。イーサリアムのPoSにおいて、Vitalikが主導で開発、リサーチを行っていたCasper。ファイナリティのないイーサリアムブロックチェーンにおいて、ジェネシスブロックから50ブロック(当初は100ブロックだった)ごとに”正当なブロック”としてファイナリティをもたせ、チェックポイントとする。Casper FFGはPoW(Ethash)とPoS(Casper)のハイブリッドであり、レガシィチェーン上に展開される予定であった。バリデータになるためのステーキング容量は当初1000ETHで、価格の下落とともに1500ETHとなり、最終的にBeacon Chainへと変更された。Casper FFGのテストネットは2018年1月1日にα版がローンチした。

・Casper(日:キャスパー)とは・・・

PoSの一種で、2014年からイーサリアムが開発、リサーチを行っている。イーサリアム2.0(セレニティ)で、EthashからCasperへの移行を前提に開発しており、現在使用している簡易GOHSTプロトコルから、”Casper”と命名している。Casperのもともとの由来は1995年に公開された米国の幽霊が主人公であるファンタジーコメディ。

・Compound(日:コンパウンド)とは・・・

イーサリアムのDeFiプロジェクトで2018年末にローンチ、イーサリアムやDAIなどをコントラクトでレンディングすることができる。全ラウンドで約1,000億円の資金調達を行い、ICOは行っていない。2019年4月現在、670万DAIと40,000ETHがロックされている。対応通貨はETH(WETH), DAI, REP, BAT, ZRXの5通貨で、BTC(WBTC)が対応予定である。

・DAI(日:ダイ)とは・・・

Maker DAOのコントラクトにより、ETHにより裏付けされた世界初の非中央集権ステーブルコイン。プロトコルにより1DAI=1USDにペッグするように調整されている。DAIの由来は中国語の「貸」が由来で、貸すまたはローンという意味。

・DAO(日:ダオ)とは・・・

Decentralised Autonomous Organisationの略で、イーサリアム上で形成する非中央集権な自立経済。The DAOとは違い、DAOプロジェクト全体を指す。

・DEVCON(日:デブコン)とは・・・

イーサリアムファンデーション主催で開催されるデベロッパーカンファレンス。2016年DECON2開催時を狙って、イーサリアムネットワークにDoS攻撃が行われ、その結果としてタンジェリンホイッスルとスプリアスドラゴンが実装された。

・DEX(日:デックス)とは・・・

Decentralised Exchangeの略。GOXリスクの高い中央集権取引所ではなく、イーサリアムのコントラクトにより不変性と透明性の高さにより、トラストレスに使用できる取引所。取引は取引所のサーバーに依存しない代わりに、イーサリアムネットワークに依存する。

・EIP-103とは・・・

State Rentの大本の提案。セレニティでの実装を2015年11月にVitalik Buterinによって行われたものの、取り下げられた。

・EOAとは・・・

Externally Owned Accountの略。イーサリアム上のアカウントの種類で、ユーザーがETHやERC20トークンなどを保有するアカウント。

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・Ethereum Wallet(日:イーサリアムウォレット)とは・・・

イーサリアム公式のローカルインストール型ウォレットインターフェイス。イーサリアムのブロックチェーン同期が必要となり、Gethを必要とする。Mistと勘違いされがちだが、Ethereum WalletとMistは全くの別物。ハードウェアウォレットを使用しない場合、使用推奨。

・EtherMine(日:イーサマイン)とは・・・

イーサリアムマイニングプール最大手。プール手数料1%で、2018年からペイアウトの手数料を無料化した。

・eWASM(日:イーワズム)とは・・・

Ethereum flavored WebAssemblyの略で次世代のEVM。WebAsseblyにより構築されており、EVMと同様にスタックマシン。当初はセレニティでの実装予定であったが、ETH1.xで実装される予定となった。

・F2pool(日:F2プール)とは・・・

中国の最大手マイニングプールの1つ。ビットコインやイーサリアムなど多彩な仮想通貨のマイニングが可能。2017年にはCEO のWang Chun氏が先陣を切り、「ビットコインとライトコインのSegWit導入を支持する」と発表した。

・Floating Rent(日:流動的レント)とは・・・

State Rentにおいて、ステート容量の占める割合でRent価格を決めるモデル。State Rentの最終段階で実装する可能性あり。

・フロンティア(英:Frontier)とは・・・

イーサリアムのネットワークバージョン名でVer.1。2015年7月30日に公開された試験的な仮リリースで、Dappsのテストが可能となる。

・Geth(日:ゲス)とは・・・

GO言語で実装されたイーサリアムクライアント。イーサリアムファンデーションにより開発されており、10言語以上のクライアントが存在するイーサリアムの中で、最も人気がある。Ethereum Walletを使用するにはGethが必要となり、イーサリアムチェーン同期を必要とする。

・GPU(日:グラフィックカード)とは・・・

Graphics Processing Unitの略。通常グラフィックカードやグラフィックボードと呼ばれ、映像処理に使われるPCパーツ。イーサリアムマイニングにおいて、並列演算処理の得意なGPUを使用してマイニングを行い、CPUよりマイニング効率が良い。マイニングリグは複数のGPUで構成されている。

・GTX1060とは・・・

GPUメーカーのNvidiaが提供するチップを使用したマイニングまたはゲーム用グラフィックボード。一般的にイーサリアムマイニングに使用されることから、ハッシュレートやレジスタンスの計算に使用する。GTX1060 6GBでは平均21MH/sのハッシュレートが出る。

・Keystore(日:キーストア)とは・・・

イーサリアム秘密鍵を保管するレポジトリ。秘密鍵にパスワードロックをかけることができ、送金時やアカウント復元時に必要となる。Keystoreのパスワードを忘れると送金できなくなるが、もしKeystoreを盗まれたりした場合にパスワードを別保管しておくことで、GOXを免れることができる。MEWやEthereum Walletで生成することができ、通常ファイル名は生成した時間であるUTC~からはじまる

・Maker DAO(日:メイカーダオ)とは・・・

ステーブルコインDAIの発行元であるDAOプロジェクト。ETHを担保にステーキングすることで、DAIを発行することができる。DeFiの火付け役であり、DAOの初の成功例であるとも言え、2018年末にはわずか1ヶ月ほどでロックされているETH数が100万ETHから200万ETHに増加。イーサリアム市場供給量の2%を超えている。

・Metamask(日:メタマスク)とは・・・

拡張機能型ウォレットインターフェイス。MEWとは異なり、拡張機能としてWeb3.jsを提供する。Metamaskがフィッシングや詐欺の可能性のあるサイトをブラックリストに登録している場合、Metamaskをインストールしておくだけでアクセス時に警告をしてくれる。イーサリアムユーザーは必須の拡張機能。

・メトロポリス(英:Metropolis)とは・・・

イーサリアムのネットワークバージョン名でVer.3。イーサリアムの開発ロードマップ上のネットワークバージョン名だったが、マイナーアップデートバージョンとなるためビザンチウムやコンスタンティノープルに複数分割された。当初の予定ではイーサリアムのPoSであるCasperのテストを行うはずであったが、セレニティへと見送られた。

・MEWとは・・・

MyEtherWalletの略称。

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