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Base(日:ベース)とは・・・

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イーサリアムL2の”Base”とは米仮想通貨取引所最大手の”Coinbase(コインベース)”が提供するL2ネットワークを指す。Base ChainはzkSyncなどのzkEVMと個なり、”Optimistic Rollup”がL2のコア技術となっており、Optimismの”OP Stack”を採用している。

 

Baseの概要

 

ブロックチェーンの種類:OP Stackを採用したイーサリアム上のL2

チェーンID:8453

ガストークン:ETH

ガバナンストークン:未発行

ローンチ日:2023年8月9日(ジェネシスは2023年6月15日)

公式Twitter(X):@BuildOnBase

 

Base Chainのローンチ日

Coinbaseはメインネットの公式ローンチを2023年8月9日としていたが、実際にはジェネシスブロックは2023年6月15日であるため、約2ヶ月前からメインネットをローンチしていたということになる。Orbiter Financeなどのブリッジプロジェクトはメインネットローンチ前に既にBaseを統合しており、エンドユーザーへのオープン前からBaseを使用することができた。LayerZeroも既にBaseに対応しており、LayerZeroを統合しているDeFiやNFTでもBaseのメインネットをサポートしているものも多い。

 

Base上のDeFi/NFTプロジェクト

Baseのメインネットローンチに伴い、UniswapやSuhiswapなどのAMM最大手が既にローンチしており、NFTマーケットプレイスではOpenSeaも同様に対応している。ブリッジでは”Orbiter Finance”やHop Procotol、”LayerZeroのStargate”などでUSDC、ETHのブリッジが可能となっている。

BaseはOP Stackという特性上、ArbitrumやOptimismに対応しているDeFiやNFTは遅くても2023年内には対応すると見られる。

 

BASEトークンのエアドロップ

Baseはまだガバナンストークンを発行していたないが、公式Twitter(X)では

「We have no plans to issue a new network token(新規Baseネットワークのトークンを発行する予定はない)」

と明記している。

一方でBaseメインネットローンチに伴い、GalxeやLayer3を介して”Onchain Summer “というNFTを発行するイベントを開催しており、このNFTの発行手数料が非常に高額であり、複数回あることからもエアドロップの可能性は0ではないと言えるが現時点では不明な状態となっている。

 

 

対義語 : zkEVM
類義語 : OP Stack Optimism
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