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ステーキングETF(英:Staking ETF)とは・・・

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仮想通貨(暗号資産)の「ステーキングETF」とはイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)などのコンセンサスアルゴリズムとしてPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用しているブロックチェーンにおいて、仮想通貨ETFが運用している現物をイーサリアムなどのステーキングを行い報酬を得て投資家に配当する形態のETF(上場投資信託)を指す。

対象的にビットコインETFではBTC現物はASICなどの専用機器によりマイニングしなければ報酬を産まないため、ゴールドETFのように利回りを産まない。

 

米SEC初のステーキングETFを承認

2025年3月31日、米国証券取引委員会(SEC)は有効登録届出書(Effective Registration Statement )によりREX SharesのイーサリアムステーキングETFとなる「REX-Osprey ETH +STAKING ETF」とソラナステーキングETFとなる「REX-Osprey SOL +STAKING ETF」を承認した。

その前日に米国証券取引委員会(SEC)は「ハウィーテストにおけるステーキングは投資契約ではなく、証券ではない」という見解を出しており、この承認のための声明であったと考えられる。

 

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イーサリアムのWormholeとはソラナ(Solana:$SOL)とイーサリアムエコシステムであるL2やEVMチェーンとをつなぐブリッジプロジェクト。Wormholeのブリッジは「Portal」といい、USDCを発行するCircleのCCTPブリッジなども統合している。
WormholeはSolana以外にもMOVEチェーンのSui($SUI)にもブリッジを対応しており、LayerZeroは対照的にAptos($APT)へのブリッジを展開しているのが大きな特徴。Wormholeの競合としてLayerZero($ZRO)やHyperlaneなどがある。
 
Wormhole概要 Wormholeのプロジェクト概要は下記の通りとなる。
 
項目プロジェクト詳細 開発元Wormhole Labs 公式X(Twitter)@wormhole チェーンソラナ、イーサリアム、Suiなど メインネットローンチ2021年8月9日 資金調達額2.25億ドル(346.70億円) トークンシンボル$W 関連プロダクトPortal Bridge 種類ブリッジ, BaaS コア技術メッセージングプロトコル 創設年2007年 トークン配布方法エアドロップ 総発行数100億W  
*プロジェクト別の資金調達額などのデータはこちら
 
Wトークンのコントラクトアドレス WormholeのWトークンは2024年12月現在、イーサリアムやソラナ含む5チェーンで展開されている。
チェーン種類コントラクトアドレス EthereumL10xB0fFa8000886e57F86dd5264b9582b2Ad87b2b91 BaseL20xB0fFa8000886e57F86dd5264b9582b2Ad87b2b91 ArbitrumL20xB0fFa8000886e57F86dd5264b9582b2Ad87b2b91 OptimismL20xB0fFa8000886e57F86dd5264b9582b2Ad87b2b91 SolanaSolana85VBFQZC9TZkfaptBWjvUw7YbZjy52A6mjtPGjstQAmQ  
Wトークンのステーキング Wormholeは2024年6月よりステーキングを開始、イーサリアムやBase、Optimism、Arbitrumとソラナの5チェーンで対応しており、2025年1月よりステーキング報酬の付与となる「Staking Rewards Program (SRP)」を開始した。