最新の墨汁マガジン

BLS署名(英:BLS Signature)とは・・・

ツイート

BLS署名とはBoneh–Lynn–Shacham署名の略で、イーサリアム2.0のBeacon Chainから採用された新たな署名方式を指す。イーサリアム1.0で使用されている署名方式は楕円曲線DSA(通称ECDSA)であり、両署名ともに楕円曲線のある点を利用し、署名が確実に署名者によるものであることを検証することができる。

イーサリアム2.0ではBLS署名はECDSAより署名サイズが小さいのに強いセキュリティを持つという特徴を利用し、Casper FFGのバリデータの署名によるフォークチョイスルールのために採用されている。イーサリアム2.0に採用されているBLS署名では、Zcashが2017年に設計したBLS-12-381楕円曲線を採用している。

イーサリアムレガシーチェーンの大型アップデート”ベルリン”では、EIP-2537としてBLS署名をプリコンパイルコントラクトとして実装される予定となっている。この実装により、32ETHステーキング時の消失やETH1とETH2とのブリッジなど、イーサリアムとイーサリアム2.0の連携性を高めることが可能となる。

スポンサードリンク
イーサリアムトレジャリー企業「TORICO」墨汁うまいが登壇、イーサリアムの未来を語る

人気仮想通貨用語辞典

イーサリアムや仮想通貨(ブロックチェーン)におけるサプライチェーン攻撃とは、暗号によって堅牢にできているイーサリアム自体を狙った攻撃は事実上不可能であるため、イーサリアム上のエコシステム、例えばMetamaskやスマートフォン上のモバイルウォレットアプリを狙った攻撃を指す。
 
・イーサリアムにおけるサプライチェーン攻撃例 サプライチェーン攻撃は通常、企業などを狙うためにその企業のサプライチェーン(製造や配達などの一連の生産ルート)を狙ったものであるが、イーサリアムやブロックチェーンの場合はGithubのリポジトリを狙うものであるため異なる。イーサリアムを始めとするブロックチェーンは基本的にオープンソース開発、つまり開発されたコードが公開されているという特徴がある。サプライチェーン攻撃ではこのレポジトリに悪意のあるコードやマルウェアを仕込み、プロジェクトにマージ(統合)させることで大規模な攻撃を狙うというものだ。
 
・過去のサプライチェーン攻撃事例 過去にはUniswapのフォークであるSushiswapのMISOにおいて、2021年9月にサプライチェーン攻撃で865 ETHが盗まれたという事件が発生している。2022年8月3日に起きたSolana(ソラナ)の大規模ハッキングもこのサプライチェーン攻撃が理由であると見られる。