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イーサリアム2.0(英:Ethereum2.0)とは・・・

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イーサリアム2.0とはイーサリアムファンデーションが目指すワールドコンピュータの完成版となるネットワークバージョンであり、次世代のイーサリアムを指す。2020年11月現在はイーサリアムのネットワークバージョンは1.0でありETH1などと表現する。イーサリアム2.0ではマイニングが必要なレガシーチェーンとは別にシステムレイヤーとなるBeacon Chain、トランザクション送金を行うShard Chain、各Shard Chainごとにコントラクトを実行するための次世代EVMであるeWASM、指数関数的Shardなどが今後実装されていくことになっており、5年以上のリサーチと開発が行われている。

2020年11月5日にデポジットコントラクトがイーサリアムメインネット上にデプロイされ、11月24日に335億円相当の524,288ETHがローンチパッドを介してステーキングされた。これによりBeacon Chain起動条件である閾値の524,288ETHを超えたことで、2020年12月1日にイーサリアム2.0フェイズ0の開始が確定となった。

イーサリアム2.0では、最終的に現在のイーサリアムネットワークの128倍以上の処理能力を持つブロックチェーンにおいて最大規模のワールドコンピュータとなる。

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人気仮想通貨用語辞典

仮想通貨(暗号資産)や株の”夏枯れ”とは、7月から9月にかけての第3四半期において相場のボラティリティや出来高が他の四半期に比べて極端に下がる相場のことを指す。
 
夏枯れの語源 金融市場において”夏枯れ相場”と呼ばれる語源とされているのは「植物が夏の暑さにより生気を失うこと」などを意味する”夏枯れ”を相場に当てはめたものだと考えられる。夏枯れ自体の意味には小売業などでも2月と8月に客足が遠のいて売上が減少すると言われている夏のことを指す。
 
夏枯れ相場の理由 仮想通貨が夏枯れ相場に陥る理由としては米国などの市場をリードする国が長期休暇に入ることで大口投資家や機関投資家がポジションを清算、あるいは相場から中期的に離れることによることが理由と考えられている。
夏枯れはある種”セルインメイ(Sell in May)”のようなアノマリーに近い用語であり、明確な定義などはない。仮想通貨におての夏枯れは強きの上昇トレンド時にはあまり見られず、出来高の減少等が確認できないこともある。