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墨汁マガジンVol.1132「【2025年6月最新】イーサリアムのグレースケール禊進捗と価格下落による影響を分析する」

目次
  • 1 イーサリアムはレンジ相場を抜け2800ドルへ
  • 2 ETH下落における恩恵
  • 3 ETH価格への影響を分析する
  • 4 イーサリアムは中長期トレンド転換の瀬戸際
  • 5 価格上昇への必須条件
  • 6 相場を理解していれば取れる正しい行動
  • 7 まとめ

イーサリアム価格は2800ドルを回復し、2000ドル割れの価格から安定しています。本稿では戦略的イーサリアム準備金など、アルトコインの回復に必要なETH最高値更新の可能性について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。

イーサリアム準備金については墨汁マガジンVol.1130「イーサリアム準備金がベストであり、今後活用する上場企業が増える理由を理解する」を参照してください。

 

イーサリアムはレンジ相場を抜け2800ドルへ

イーサリアムは根拠のないオワコン説のFUDで一時1400ドル代まで下落、FTXの破産時の最安値が1070ドル前後であるためビットコインの最高値更新に反して、大幅な下落を記録したということになります。

この背景にはグレースケールの「禊」が大きく影響しており、イーサリアムの上値はこの禊が進めば進むほど軽くなっていくことになるのです。結果的に底値から反発し、2300ドル~2700ドルのレンジ相場をこの1ヶ月記録し、2800ドルを超えて3000ドルを目指しており、イーサリアムETF承認時のレジスタンスをブレイクできるかが鍵と言えます。

 

 

グレースケールの禊については墨汁マガジンVol.1115「グレースケールの「禊」とは?イーサリアムの上値が重い理由を理解する」を参照してください。

 

ETH下落における恩恵

では現在のイーサリアムの相場について見ていきましょう。今回の下落はアルトコイン全体にはマイナスとはなったものの、ETHの上値は軽くなったと言えます。

ETH価格への影響について禊を

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