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墨汁マガジンVol.1042「Polymarketの使用は合法か?予測市場が抱える問題を理解する」

目次
  • 1 予測市場はギャンブル
  • 2 日本におけるギャンブル
  • 3 ギャンブルにおける規制
  • 4 Polymartketの取り扱いを考える
  • 5 海外での事例
  • 6 厳しい現実
  • 7 まとめ

エアドロップを控えているイーサリアムエコシステムの予測市場最大手、Polymarket(ポリーマーケット)はその仕組みから今後の規制、日本からの使用に疑問が持たれます。本稿ではPolymarketにおける規制と今後の懸念について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。

Polymarketの概要については墨汁マガジンVol.1040「Polymarketとは?予測市場最大手の概要と歴史を理解する」を参照してください。

 

予測市場はギャンブル

Polymarket(ポリーマーケット)はいわゆる予測市場に分類される仮想通貨(暗号資産)のクラスの一つですが、

 

「これは予測市場という名前がつけられているものの、ギャンブルであり基本的にPolymarketはギャンブルを作成、プレイするためのギャンブルプラットフォームである」

 

ということになります。

実際に動いているバックグラウンドではこれまでにない仕組みではあるものの、現行の法規制において行っていることは予測市場ではなくただのギャンブルであり、日本や国によってはグレーやアウトの場合も考えられると言えるでしょう。

日本におけるギャンブル

ではPoplymarketを見る前に軽く日本でのギャンブルとその規制におけるスタンスについてみていきましょう。

日本ではギャンブルつまりとば賭博は違法として禁止されており、この背景に

 

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