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仮想通貨(暗号資産)においてエアドロップは年々大きなイベントとなってきており、数百万円どころか場合によっては数千万円の利益が出ることが多々あります。一方で新規仮想通貨を付与することから税金計算の対応を簡単にすることも難しく、どう考えればいいのかという問題もあります。
本稿では仮想通貨(暗号資産)投資家向けにエアドロップにおける税金計算および仮想通貨投資家が知っておくべきことについてわかりやすく解説を行います。
目次
- 1 免責事項
- 2 エアドロップと税金計算
- 3 エアドロップの取得単価はどうなる?
- 4 税務署や税務調査での具体的な説明
- 5 Cryptactで対応していないエアドロップの処理
- 6 Cryptactでの具体的な処理方法
- 7 墨汁うまいに質問する
免責事項
下記内容は墨汁うまいと顧問税理士によるエアドロップの付与の仕組みを合理的に税制からみて妥当だと考えられる処理方法としての一例として紹介していますが、見解は各税務署によって異なる場合があります。下記内容はあくまで一例となっており、正しくは最寄りの税務署にご確認ください。
エアドロップと税金計算
仮想通貨のエアドロップとは
「特定のブロックチェーンやDeFi、NFTなどのプロジェクトを利用しているユーザーに対し、新たに発行した仮想通貨(暗号資産)を貢献具合等の条件により付与する」
というものです。
つまり新規発行された仮想通貨のトークンを付与されるため、Cryptact(クリプタクト)のような仮想通貨の税金計算ツールではエアドロップ取得時に対応していない場合が多いです。その場合はカスタムファイルを使用し、処理をする必要があります。
エアドロップの取得単価はどうなる?
ではよく質問がくるエアドロップの取得単価、税金についてみていきましょう。エアドロップは基本的に課税対象ですが、基本的に
「エアドロップ時の