LayerZeroやOrbiter Finance, LayerSwapのようなブリッジプロジェクトのエアドロップではソースチェーンやディスティネーション(ターゲットチェーン)の管理、さらにはソースコントラクトの数が重要となります。
本稿では墨汁うまいが実際にトップ0.2%以下になったLayerZeroの管理方法とOrbiter FinanceとLayerSwapのエアドロップシミュレーションツールについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けに解説を行います。
- 1 ソースチェーンの管理の重要性
- 2 ソースチェーン管理表とエアドロシミュレーター
- 3 ソースチェーン管理表の使い方
- 4 LayerZeroの場合
- 5 Nomisの活用方法
- 6 実際の使用例
- 7 Orbiter Financeの場合
- 8 Orbiter Financeのエアドロップランキングシミュレーター
- 9 エアドロップの採点方式
- 10 LayerSwapの場合
LayerZeroで250ソースコントラクトを達成する方法については墨汁マガジンVol.916「LayerZeroで250コントラクト以上を利用する方法」を参照してください。
ソースチェーンの管理の重要性
ブリッジプロジェクトにおけるエアドロップで重要となる条件は
1.ソースチェーン/ディスティネーションの数
2.ソースコントラクト数
3.ブリッジの合計出来高
4.アクティブ数
が重要になります。
例えば直近でエアドロップを行ったConnext(コネクスト)では10億NEXTを
・ステーブルスワップ(25, 50, 100回)
・流動性提供(3000, 6000, 9000, 12000ドル)
・流動性提供の機関(30日、60日以上)
・ブリッジトランザクション(10, 25, 50回)
・使用期間(3,6,9,12ヶ月の利用)
・v2の使用(1000, 2000ドル以上)
・ソースチェーン使用(6, 10チェーン以上の使用)
という条件となっており、これらの条件を当てはめたOrbiter FinanceとLayerSwapのエアドロップシミュレーターを作る事が可能です。特に規模ではLayerSwapが類似しており、調整しやすいと言えるでしょう。
ソースチェーン管理表とエアドロシミュレーター
これらのソースチェーン、ディスティネーションチェーン(ターゲットチェーン)の管理に墨汁うまいが使用している表が下記となります。
現在の対応プロジェクトと対応表は
エアドロシミュレーター | ソースチェーン | ディスティネーションチェーン | ||
---|---|---|---|---|
LayerZero | N/A | ◯ | ◯ | |
Orbiter Finance | ◯ | ◯ | ◯ | |
LayerSwap | ◯ | ◯ | ◯ |
です。
後ほどSocket(Bungee)などの複数のブリッジプロジェクトに対応予定(要望がある場合はサロン限定Slackにて承ります)となっています。
その他L2やzkEVMのエアドロシミュレーターについては墨汁マガジンVol.915「LayerZero/zkSync/Base/Linea/Starknetのエアドロップ確認ツールとシミュレーターの使い方」を参照してください。
ソースチェーン管理表の使い方
では使い方についてみていきましょう。
ツール: