UniswapはイーサリアムDeFiのDEXで、ETHやUSDC、WBTCなどのスワップ(売買)を簡単にでき、流動性マイニングで収益を得ることができます。Uniswapは2020年9月17日にガバナンストークンの$UNIをローンチしたことで、流動性マイニングとは別にイールドファーミングで収益を得ることができるようになりました。
本稿ではUniswapを使用したイーサリアム上のトークンの売買、流動性マイニング、イールドファーミングのやり方や注意点をわかりやすく解説。
- 1 Uniswapの取引方法
- 1.1 Metamaskで接続する
- 1.2 ERC20トークンを売却する
- 2 流動性マイニングのやり方
- 2.1 流動性プールを選択
- 3 LPを取得する
- 4 Uniswapのポジションを確認する
- 5 UNIのイールドファーミング方法と手順
- 5.1 Uniswapでのファーミング注意点
- 5.2 問題の対策
- 6 LPトークンステーキングのやり方手順
- 7 $UNIを引出す(Claim)手順
- 8 UniswapからLPを引出す(追記)
- 9 Uniswapのプールから引出す(追記)
- 10 MetamaskでUNIの設定
- 11 イールドファーミング中のUniswapのポジションを確認する
Uniswapの仕組みについては墨汁マガジンVol.470「図解で理解するUniswapのわかりやすい仕組みPt.1 流動性マイニングとプール」を参照してください。
Uniswapでの流動性マイニングやイールドファーミングのやり方はトレードを飛ばして
から読み始めてください。
Uniswapの取引方法
Uniswapのフィッシングサイトが出回ってるいるため、Googleから検索して「Ad」などとついた広告からはアクセスしないように気をつけてください。
Metamaskで接続する
まずはUniswapのスワップ画面で、Metamaskを連携させる必要があるので、「Connect Wallet①」をクリックしましょう。
次にMetamask②を選択します。
そして売却したトークン、ここではCRVを保有しているアドレスを選択③し、「次へ④」をクリックしましょう。
「Connect④」をクリックしたらUniswapとの連携が可能となります。
ERC20トークンを売却する
Uniswapでは上が売る方のトークンであり、下が受取る方のトークンとなっています。なので⑤にはCRVを選択、⑥にはUSDCまたはETHなど受け取りたいトークンを選択します。まずは⑤をクリックしましょう。
するとUniswap内でトレードできるトークンが検索できるので、⑦に「CRV」と入力し、⑧を選択しましょう。
⑨に売却するCRV数を入力し、Uniswapをはじめて使う場合にはCurve同様に許可が必要となります。「Approve CRV⑩」をクリックし、「確認⑪」をクリックします。
トランザクションが許可されたら、「Swap⑫」をクリックして売却を開始します。
次にポップアップがでて、受取るUSDC数の見積もりが出てきます。これは流動性などにより変化するので、最低受取数が96.5474USDCと表記されているのです。問題がなければ「Comfirm Swap⑬」をクリックしましょう。
Metamaskで「確認⑬」をクリックすると終了です。
トランザクションが送られたら下記画面に切り替わり、イーサリアムネットワークのコンファームを待ちましょう。これでCRVの売却は終了です。
流動性マイニングのやり方
イーサリアムのコントラクトをはじめ使う場合は初心者向けにコントラクトの使用について詳しく解説をしています。先に「イーサリアムDeFiでコントラクトの使い方と注意点の初心者ガイド」を参照してください。
まずUniswapにアクセスして、アプリを起動します。