目次
- 1 Huobi中国人投資家のアカウント停止を発表
- 2 マイニングプールの廃業
- 3 ビットコインへの中国影響
- 4 イーサリアムへの影響
中国のPBoCは4年ぶりに仮想通貨の中国人投資家へのサービス提供を違法と警告。ビットコインとイーサリアムへの影響は少ないものの、中国系仮想通貨銘柄が大きく下落。
Huobi中国人投資家のアカウント停止を発表
中国の中央銀行にあたるPBoCは、2017年から実に4年ぶりとなる中国本土の仮想通貨売買及び仮想通貨ビジネスの禁止について警告を発表しました。これに伴い元中国の北京を拠点にしていた中国系仮想通貨取引所Huobi Globalは中国人投資家を対象にした仮想通貨のOTC取引を停止、メンテナンスモードへ変更して売買ができない状態としていました。
そして26日、Huobiは中国人投資家の新規アカウント解説の停止とともに、中国本土の既存ユーザーのアカウントを年末までに凍結する意向を発表。中国当局の対応を恐れてか、これまでの杜撰なサービス提供から一新した形となりました。
マイニングプールの廃業
また中国のイーサリアム古参マイニングプールであるSparkpoolは今回のPBoCの対応ですべてのサービスを10月に停止すると発表。
2021年9月30日:サービス終了
2021年10月15日:ETH引出し、API期限
2021年10月30日:履歴データアクセス期限
となっており、他にも中国のマイニングプールが次々に撤退を発表しているのです。
出典:Sparkpool – マイニングプールサービス終了のお知らせ
ビットコインへの中国影響
中国の仮想通貨禁止警告の影響をビットコインチャートで見てみると、主な下落原因はPBoCの仮想通貨禁止警告ではなく