- 1 TGEからの下落はチャンス
- 2 TGE後の下落利点
- 3 市場の需要と供給はチャートに現れる
- 4 エリオット波動から見る需要と供給
- 5 実際のチャートから見るトレンドとエントリー
- 6 下落率のシミュレーション
- 7 エントリーにおける最適解
- 8 まとめ
イーサリアムは仮想通貨における最大のコントラクト実行プラットフォームであり、非EVMのソラナやMOVEチェーンなどの元祖であることや、エコシステムの8割以上がイーサリアムで占めていることでのアルトコイン相場の方向性を決める重要な仮想通貨(暗号資産)となっているのです。
本稿では個別アルトコインの現在のエントリーにおける墨汁うまいが考える最適解について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。エントリーの基本的な考え方については墨汁マガジンVol.1091「ローリスク・ハイリターンな仮想通貨ポジションエントリー手法の考え方 エリオット波動の応用」を参照してください。
TGEからの下落はチャンス
2023年から2024年にかけてイーサリアムエコシステムのみならず、ソラナエコシステムやMOVEチェーンのAptosやSuiエコシステムは新たなプロジェクトのTGEが多く行われました。
これらのプロジェクトは2021年のDeFiブームからさらにエコシステムを大きく広げ、マルチチェーン展開を標準スタンダードにする大きな変更となっており、新たなメインストリーム/サブストリームが発生しているのです。
一方でTGEからの価格推移を見るとイーサリアム価格の煽りを受けて大半が大きく下落しており、現状ではMOVEチェーンのSUI以外はほとんどがTGE価格からマイナスの状態であることがわかります。
これはプロジェクトの本質的価値を正当に評価されていない状態であるといえ、VC取得額から見ても大幅な割安仮想通貨が複数存在しており、これらを逆手に取ればエントリーを適切にすれば10倍以上のリターンが見込めるということを意味しているでしょう。
TGE後の下落利点
エアドロップにおけるTGEでは大半のチャートがエアドロップハンターによって売却され、プロジェクトが大きければ大きいほどシビルや足売りエアドロップにより下記チャートのようになります。
これは単純な下落チャートですが、トレーダーが考えるべきことは
「エアドロップ売り