- 1 仮想通貨の戦略的投機の解説一覧
- 2 テクニカル分析は頂点と底は読めない
- 3 最高値利確と最安値エントリーは幻
- 4 テクニカル分析の性質から最適解を出す
- 5 エリオット波動の応用
- 6 ビットコインで見るエリオット波動
- 7 エントリーにおける応用
- 8 エントリーの具体例と戦略
- 9 まとめ
仮想通貨(暗号資産)のビットコインやイーサリアムは長期下落トレンド時には平均で10分の1、投機率の高いアルトコインでは20~30分の1に下落して価格が回復しないケースが存在します。
一方でこのような高いボラティリティは仮想通貨投資家にとって戦略的投機の手法を取ることで平均10倍~などの高いリターンを短期で得ることができるチャンスであり、テンバガーをやすやすと達成できてしまう可能性を持ちます。本稿では下落トレンド時にエントリーする際の墨汁うまいが考えるテクニカル分析上の手法について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
仮想通貨の戦略的投機の解説一覧
レポート「99%が知らない億り人達成後に仮想通貨投資家が資産を安定させる方法と考え方」
Vol.821「上昇トレンドに向けてのポートフォリオ構成の投資戦略を考える」
Vol.822「次の仮想通貨上昇トレンドで100倍銘柄を見つけるには?傾向分析から見る“条件”」
Vol.823「仮想通貨における戦略的投機と投資の違い 性質を理解して100倍銘柄を狙うには?」
Vol.828「次期上昇トレンドで仮想通貨の投資適格銘柄をどう判断すべきか?」
Vol.959「【2024年版】億り人を仮想通貨(暗号資産)で達成するための具体的戦略とポートフォリオ」
Vol.1011「億り人を目指す場合のミームコインの投機戦略 1000倍を狙うミームコイン銘柄は?」
Vol.1070「【2025年版】仮想通貨(暗号資産)の割安指標の算出方法 今買う仮想通貨でお得な銘柄は?」
Vol.1082「仮想通貨のFDVとは?FDVから分析するエアドロップのTGE適正価格」
テクニカル分析は頂点と底は読めない
仮想通貨や株式、為替におけるテクニカル分析手法では100年以上前の歴代の著名トレーダーの手法が通用する一方、それらに共通することは
「あくまでトレンドの転換点を読むものであり、価格や明確な次期を予測するものではない」
という点です。
例えばビットコインのトレンドサイクルはアノマリーであり、そのアノマリーはファンダメンタルにおける半減期などの何かしらの理由がそのアノマリーやサイクルを形成していることにおけるものであり、必ずしも起きることを保証したものではありません。
そのため「最高値を当てた」などを主張する場合はテクニカル分析を正しく理解できていなく、あくまで価格予想はパフォーマンスであるということを理解して置かなければならないのです。
ビットコインのトレンドサイクルについては墨汁マガジンVol.644「仮想通貨(暗号資産)投資家が絶対知るべきビットコインのトレンドサイクル」を参照してください。
最高値利確と最安値エントリーは幻
例えば多くの人は最大の利益を狙うがあまりに最高値を予想しようとし、利確を適切にできずに次の長期下落トレンドに入ってそのまま塩漬けまたはポジションを維持してしまうのは心当たりがある方が多いでしょう。
従ってトレードにおいては
「そもそも最高値では全部を効率良く利確はできず、最安値で完璧にエントリーすることはプロでも不可能」
ということがわかります。
これらを理解しておくとトレードにおける最適解を導き出すことができ、エントリーも利確も