- 1 ソラナ(Solana)のコア技術図解一覧
- 2 ソラナ概要
- 3 ソラナの仮想通貨立ち位置
- 4 セクターごとの優先順位
- 5 考えるはレバレッジではないレバレッジ
- 6 ソラナ(SOL)の将来性をどう考える?
- 7 $SOLのテクニカル分析
- 8 まとめ
イーサリアム(ETH)に次ぐ時価総額に迫ってきているソラナ(SOL)はai16zなどのAIエージェントやトランプコインで話題となっており、zkEVMやOP StackなどのL2とのようなイーサリアムエコシステムとは異なる値動きをしています。
本稿では戦略的投機においてソラナ(Solana)をポートフォリオに加えるべきなのかについてセクター評価と墨汁うまいの考えについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。戦略的投機については墨汁マガジンVol.823「仮想通貨における戦略的投機と投資の違い 性質を理解して100倍銘柄を狙うには?」を参照してください。
ソラナ(Solana)のコア技術図解一覧
ソラナについては
墨汁マガジンVol.621「VDF(Verifiable Delay Function)とは?イーサリアム2.0により高いセキュリティを実現する関数を理解する」
墨汁マガジンVol.622「Solana(SOL)のProof of Historyとは?VDFを用いた”非中央集権時計”を理解する」
墨汁マガジンVol.624「Solana(SOL)のTower BFTとは?Proof of Hisotryを用いた非同期PBTFを理解する」
墨汁マガジン「Solana(SOL)のLeaderとClusterとは?MempoolレスのGulf Streamの仕組み」
を参照してください。
ソラナ概要
仮想通貨(暗号資産)のソラナのプロジェクト概要は下記のようになっています。
項目 | プロジェクト詳細 |
---|---|
開発元 | Solana Labs, Inc. |
公式X(Twitter) | @solana |
チェーン | ソラナ |
メインネットローンチ | 2020年3月16日 |
資金調達額 | 3.59億ドル |
トークンシンボル | $SOL |
種類 | 非同期PBTFチェーン |
コア技術 | VDFなど |
創設年 | 2018年 |
総発行数 | ∞ |
ガス | SOL |
ブロック生成時間 | 400-800ミリ秒 |
ファイナリティ | 5秒 |
秒間TX | 4072TPS(ピーク時) |
メインネットローンチは2020年3月16日で、資金調達額は非常に大きい3.59億ドルの巨大プロジェクトです。一方で2022年11月のFTX破産により当時市場供給量の8%以上をFTXのVC子会社Alameda Researchが保有していたことでFTX銘柄として暴落、FTXの後ろ盾が無くなって崩壊したのはrenBTCのrenVMなどがありました。
ソラナの仮想通貨立ち位置
ソラナ(Solana)は仮想通貨の時価総額ランキングにて5位に位置づけており、コントラクトプラットフォームとしてはイーサリアムに次ぐ2位となっています。
仮想通貨時価総額ランキング:https://coinmarketcap.com/
ここでイーサリアムが確立したコントラクトプラットフォームの類似チェーンのデータを比較したものが下記表となります。