- 1 Bitmine($BMNR)が83万3000ETHを保有でイーサリアム準備金トップ
- 2 イーサリアム準備金のドミナンス
- 3 イーサリアム準備金企業のETH価格影響割合
- 4 イーサリアム市場の”相場感”が変動する
- 5 データから見るイーサリアム影響
- 6 イーサリアム準備金企業がETHを買い増す理由
- 7 まとめ
ビットコインに次ぐ仮想通貨(暗号資産)時価総額第二位のイーサリアム(Ethereum)はSharpLink Gaming($SBET)やBitmine($BMNR)などに代表されるイーサリアム準備金企業の巨額のETH買いによりイーサリアムETFの承認レジスタンスを超えて4000ドル回復目前となっています。
本稿ではイーサリアム準備金企業とブラックロックやフィデリティに代表されるイーサリアムETFのドミナンス、ETH価格影響について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
ビットコインとMicroStrategy($MSTR)のドミナンスについては墨汁マガジンVol.1076「MicroStrategyの保有するビットコインとドミナンスから見る仮想通貨相場影響」を参照してください。
Bitmine($BMNR)が83万3000ETHを保有でイーサリアム準備金トップ
元祖イーサリアム準備金企業といえばイーサリアムzkEVMでL2のLinea(リネア)を開発するConsensysの創設者「Joseph Lubin(ジョセフ・ルービン)」氏が役員へと加わったNASDAQ上場のSharpLink Gaming(シャープリンク・ゲーミング)ですが、Tom Lee氏率いるBitmineが新たに約30万ETHを追加購入したことを発表しました。
これによりBitmine社がイーサリアム準備金企業トップとなり、合計で83万3000ETH、4381億円相当を保有しているということになります。
イーサリアム準備金のドミナンス
イーサリアム準備金企業は2025年8月時点で63企業やプロジェクト、DAOがあり約300万ETHを保有していることになります。SharpLink Gamingが公式発表はしていないものの約50万ETHをオンチェーン分析上保有しており、次に40万ETHを購入してSPACを行うとしているEthermineが34.5万ETHとなっています。
このイーサリアム準備金企業は