目次
- 1 2025年第4四半期はアルトコイン全滅
- 2 阿鼻叫喚はチャンスかリスクか?
- 3 市場心理はこのようなジワ下げに何を考えているのか?
- 4 墨汁うまいの考えるエントリールール
- 5 まとめ
ビットコインはドナルド・トランプ大統領の度重なる外交失策により約2年ぶりに長期下落トレンド入りとなり、イーサリアム以外のメインストリームアルトコインが最安値を更新し続けています。
本稿ではこのような下落トレンドにおける墨汁うまいが考えるエントリー戦略について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。墨汁マガジンVol.1204「重要なFOMCを終えた仮想通貨の2026年見通し どこで上昇トレンドに戻れるのか?」を参照してください。
2025年第4四半期はアルトコイン全滅
9月から12月にかけては次の年にかけての期待が高まる1年で最も重要な相場である一方、ビットコインが最高値を更新できなかったことからイーサリアムの下落、その煽りをより受けるのはハイリスク/ハイリターンのアルトコインであるといえます。
実際にチャートでみるとわかりやすく、2024年末に最も伸びたSUIはCetusの大規模ハッキングとThe DAOと同じフォークを行った点、さらには被害額を補填するための売りなどが頂点となり、1.5ドルを切れる下落となっている状態です。
また特に伸びが良かったEigenLayerのEIGENもこの下落煽りを耐えることができず、TIAレベルの-64.21%の下落となっており、イーサリアムのスケーリングのメインとなるArbitrumのARBやOptimismのOPも見る影がないレベルとなっているのです。
阿鼻叫喚はチャンスかリスクか?
ここで考慮したいのは
「勝てる投資家はみんなが阿鼻叫喚している時に買い、寝てれば資産が増えると楽観している時に売る」
という点です。
すなわちここでは買いに転じたいところですが注意が必要で、
「長期下落

