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墨汁マガジンVol.673「【図解】イーサリアム三大DEX(Uniswap,Curve,Balancer)の仕組みから比較するステーブルコインスワップ」

目次
  • 1 三大DEXの仕組み一覧
  • 2 どのDEXが最もステーブルコインスワップに最適か?
  • 3 利点は調整可能であるという点
  • 4 Concentrated Liquidityの利点と欠点
  • 5 Uniswap v3のジレンマ
  • 6 Rumping Up Aの利点
  • 7 安定したステーブルコインが少ない問題
  • 8 まとめ

イーサリアムDeFiにおける最も重要なコアインフラストラクチャは非中央集権取引所である”DEX(Decentralised Exchange)”です。このDEXには異なるアプローチを持つUniswap, Curve Finance, Balancerの三大DEXがあり、どれも個別の特徴を持ちます。

本稿では現在のトレンドになりつつあるステーブルコインスワップへのアプローチにおいて、どのDEXが最も適しているかをお互いの特徴から比較してわかりやすく解説を行います。

三大DEXの仕組み一覧

 

「図解で理解するUniswapのわかりやすい仕組みPt.6 Concentrated Liquidityの仕組みを理解する」

図解で理解するCurve Financeの仕組み ”Ramping up A”の利点

「図解で理解するBalancerの仕組み “N-Dimensional Surface”とは?」

 

どのDEXが最もステーブルコインスワップに最適か?

ステーブルコインスワップのアプローチはCurve Financeはプロジェクト自体のコンセプトとなっていますが、その他にも

 

Uniswap:Concentrated Liquidity

Balancer:N-Dimensional Surface

 

がCurve Finaneに近いアプローチをしています。

これら3つを比較した場合、先に結論からいうと最もステーブルコインスワップに適したプロジェクトは”Curve Finane”であり理由として

 

「流動性プール

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