目次
- 1 流動性マイニングの2つのリスク
- 2 流動性マイニングのトークンが無価値になった場合
- 3 Curve Financeの仕組み
- 4 Curve Finance特有のリスク
- 5 支払われる手数料問題
- 6 まとめ
Curve Financeにおける流動性マイニングは、Uniswapでの流動性マイニングと異なるリスクがあり、これらのリスクはCurve Financeで日々追加される新規流動性プールを選択するための必須知識と言えるでしょう。本稿ではCurve Finance特有のリスクについて図解で詳しく解説を行います。
Curve Financeでの流動性マイニングとイールドファーミングのやり方についてはリサーチレポート「CurveFinanceの使い方完全マニュアルイールドファーミングで年利100%超えの収益を得るやり方」を参照してください。
流動性マイニングの2つのリスク
流動性マイニングには主に下記のようなリスクがあります。
1.インパーマネントロスが流動性マイニング収益を上回る場合
2.流動性マイニングを行っているトークンの一つが無価値になる
です。
インパーマネントロスはDeFiにおいて運用している人は必ずどこかで聞いたことがあり、一般的な言葉となってきたでしょう。インパーマネントロスについては墨汁マガジンVol.477「図解で理解するUniswapのわかりやすい仕組みPt.4 AMM起因のインパーマネントロス/ゲインとは?」を参照してください。
流動性マイニングのトークンが無価値になった場合
ここではインパーマネントロスではなく、流動性マイニングを行っているトークンのうち一つが無価値になった場合のリスクについて図解でみてみましょう。例えば3PoolではUSDC、USDT、DAIの3つの流動性プールとなっており、