目次
- 1 LineaがTGEを永遠先延ばしへ
- 2 なぜTGEの先延ばしが起きるのか?
- 3 TGEが早いプロジェクトの特徴
- 4 データから見るエアドロップの現在
- 5 2025年のエアドロップ
- 6 まとめ
仮想通貨(暗号資産)のエアドロップファーミングは2023年に全盛期を迎えイーサリアム価格が最高値を更新できずにアルトコインシーズンとならなかったことで、TGEを2年経過しても未だに行わないLineaやDeBankなどのプロジェクトも一般的になってきました。
本稿では2025年7月現在の墨汁うまいのエアドロップに対する考え及び戦略について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
直近のHyperliquid及びHyperEVMのエアドロップ獲得戦略については墨汁マガジンVol.1140「Hyperliquid/HyperEVMのエアドロップ獲得戦略 データから分析する将来のエアドロ」を参照してください。
LineaがTGEを永遠先延ばしへ
イーサリアムのL2でzkEVMである「Linea」は2024年4月に開始したDeFiのLPによるポイントキャンペーンの「Linea Surge」を11月に終え、その後2025年Q1のTGEすなわち2025年3月31日までにLINEAトークンをローンチすると発表していました。
元々の予定ではSurge終了をTGEの目標としていた一方、価格の下落などを気にしてかTGEを先延ばしにしており、最終的にはこの2025年Q1という予定も撤回し、チェッカーどころかトークノミクスさえ公開していない状態です。
なぜTGEの先延ばしが起きるのか?
より酷いのはDeBankであり、ポイントキャンペーンを連発した後に音沙汰なしとなっており、TGEのタイミングを逃したことで高額エアドロップが狙えた一方、Orbiter Financeと同様の下手するとかかった手数料以下のエアドロップとなることが予想されます。
このようなことが起きる理由はアルトコイン全体の下落が理由だけでなく
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