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墨汁マガジンVol.672「BlockFiのSECによる115億円の罰金支払いの影響は?BlockFiの強み激減によるリスク」

目次
  • 1 BlockFi115億円の罰金支払いか
  • 2 BlockFiの強みは?
  • 3 BlockFiの強みが激減
  • 4 BlockFiでのレンディング影響
  • 5 悪影響とBlockFiの今後
  • 6 DeFiへの影響
  • 7 まとめ

BlockFiはウィンクルボス兄弟のGeminiがバックにつく仮想通貨レンディング企業であり、DeFiがブームとなる前にイーサリアムやビットコインの高金利レンディングとして人気を博しました。一方で2021年に入り州によっては規制当局によって調査を受け、2021年末にはSECによる綿密な調査を受けるなどの旗色が悪い状況が続いており、SECが証券取引法違反であると結論付けるとすると最終的に罰金の支払いで落ち着く形になると見られます。

本稿では仮想通貨高金利レンディングの”BlockFi”のSECに対する罰金の影響と今後の仮想通貨レンディング企業及びDeFiへの影響について詳しく解説を行います。

仮想通貨レンディングが証券に該当するかについては墨汁マガジンVol.608「仮想通貨レンディングは証券?証券の定義から考える今後の影響」でわかりやすく解説しています。

BlockFi115億円の罰金支払いか

これまでの経緯としては2021年に入りニュージャージー州とテキサス州はBlockFiが提供する通常の金利より50倍以上高い高金利レンディングを

 

「消費者保護が欠如した違法な金融商品の可能性」

 

として調査。

さらに2021年11月にSECによる調査を受けていると報道があり、2022年の2月に入ってBloombergの報道によると115億円の罰金をSECと州規制当局(ニュージャージー州とテキサス州と見られる)に半分ずつ支払うと報道されています。

 

 

今回の報道による罰金は事実であると見られ、その証拠に

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