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墨汁マガジンVol.608「仮想通貨レンディングは証券?証券の定義から考える今後の影響」

目次
  • 1 Coinbaseのレンディング証券問題
  • 2 レンディングは証券
  • 3 証券の定義
  • 4 仮想通貨市場への大きな影響
  • 5 CoinbaseとSECの問題
  • 6 まとめ

イーサリアムのDeFiやBlockFiを筆頭にレンディングは仮想通貨における重要なエコシステムの一つであると言える一方、米最大手仮想通貨取引所のCoinbaseがレンディングサービスローンチに伴いSECとの間で”レンディングが証券である”という指摘を受けています。本稿ではこの仮想通貨レンディングが証券なのか、今後レンディングと仮想通貨市場にどのような影響を及ぼすのかについて詳しく解説を行います。

レンディングの歴史については墨汁マガジンVol.544「DeFiの歴史 Pt.3 レンディングで構成するDeFiの環境 借入需要はなぜあるのか?」を参照してください。

Coinbaseのレンディング証券問題

米国におけるレンディングと言えば、古くからあるのはショート用のレンディングでPoloniexが提供していたことでも有名でしょう。その後2018年にCompoundがイーサリアム上でローンチし、2019年にレンディング企業であるBlockFiが正式にサービスを開始しました。

そしてCoinbaseもDeFiブームに遅れることながら2021年6月にUSDCの利回り4%のレンディングを正式にローンチすると発表していました。その中SECに対してレンディングのローンチを報告したところ、

 

「レンディングは証券である」

 

とし、複数回の召喚を命じられたとCEOのArmstrong氏はツイッター上で不満を述べているのです。

 

レンディングは証券

SECはもしCoinbaseがレンディングサービスをローンチする場合、証券取引法違反で告訴するとしています。Armstrong氏はSECは証券に該当するという理由説明していないと述べていますが、結論を先に述べると

 

”レンディングは証券に該当する”

 

といえるのです。

ここでの問題は証券

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