- 1 イーサリアム3600ドル記録からのL2高騰
- 2 下落トレンドから上昇トレンド転換を読む際に考えること
- 3 L2セクターのテクニカル分析
- 3.1 ArbitrumのARBトークンのテクニカル分析
- 3.2 OptimismのOPトークンテクニカル分析
- 4 zkEVMのzkSync ZKトークン
- 5 DAレイヤー
- 5.1 EigenLayerのEIGENトークンテクニカル分析
- 5.2 CelestiaのTIAトークンテクニカル分析
- 6 非EVMチェーン
- 6.1 ソラナのSOLトークンテクニカル分析
- 6.2 SuiのSUIトークンテクニカル分析
- 6.3 AptosのAPTトークンテクニカル分析
- 7 まとめ
イーサリアムは3600ドルを一時記録し、4000ドルが目前となっています。本稿では前編の割安アルトコインと価格高騰傾向の分析に続いて、テクニカル分析で各セクターの個別銘柄の現在の状況について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
アルトシーズンでのエントリーでどのようなことを考えてるのかについては墨汁マガジンVol.1146「イーサリアム3500ドルでアルトシーズン開幕の可能性 どのアルトコインを買う?」を参照してください。
イーサリアム3600ドル記録からのL2高騰
イーサリアムは3500ドルを超えて米国証券取引委員会(SEC)による現物型イーサリアムETFの承認とローンチのレジスタンスである3550ドル前後で現在は推移しており、グレースケールの禊が始まった重要な心理的レジスタンスへとアプローチしている状態です。
この中でもイーサリアムが3000ドルを超えてL2やzkEVM/zkVMs銘柄が大きく回復しており
Arbitrum:$ARB +18.84%
Optimism:$OP +21.26%
zkSync:$ZK +11.48%
Starknet:$STRK +7.91%
を記録しているのです。
すなわち元BitMEXのCEO、アーサーヘイズが宣言したように「イーサリアムシーズン」としてイーサリアムエコシステムに資金が強く流れていることを示唆していると言えるでしょう。
イーサリアムETFにおけるグレースケールの禊については墨汁マガジンVol.1134「【2025年6月最新】イーサリアムのグレースケール禊進捗と価格下落による影響を分析する」を参照してください。
下落トレンドから上昇トレンド転換を読む際に考えること
イーサリアム以外のアルトコインにおける長期下落トレンドは非常に顕著であり、何点かの条件で下落トレンドの継続、上昇トレンドへの転換の可能性をテクニカル分析で考えることができます。
墨汁うまいが重要視するのは
1.イーサリアムの上昇トレンドへの転換
2.