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墨汁マガジンVol.1179「仮想通貨(暗号資産)の長期トレンドが転換を予測するテクニカル分析手法」

目次
  • 1 ビットコインFOMCを通過して回復へ
  • 2 考えるは仮想通貨の資産クラスとしてのトレンド
  • 3 個別仮想通貨銘柄のトレンド転換サイン
  • 4 テクニカル分析の根源が重要
  • 5 チャートの実例で見る「シグナル」
  • 6 まとめ

2025年9月のFOMCを終えた仮想通貨相場は前回の見通しの通り9月末を節目に回復を見せています。一方でFOMC後の下落で再度安値付近まで下落したアルトコインは長期上昇トレンドへの転換の可能性を示唆しており、アルトシーズンの第二弾開幕を予見されるのです。

本稿では個別の仮想通貨(暗号資産)銘柄にいおいて、墨汁うまいがアルトシーズンとしての開始の可能性を読むテクニカル指標について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。9月FOMC後の相場については墨汁マガジンVol.1174「仮想通貨2025年末はどうなる?FRBのFOMCでの利上げでハト派へ軟化」を参照してください。

 

ビットコインFOMCを通過して回復へ

ビットコインは予想通り9月末に向けて下落後、一時11万ドルを切ったものの回復しており、現在は12万ドル目前となっています。この下落によってイーサリアムも一時的に4000ドルを切って3800ドル台を記録するも、現在は4400ドルを推移しています。

 

この時、イーサリアムのリステーキングで「仮想通貨のAWS」を目指すEigenLayerの$EIGENトークンや、L2のArbitrumの$ARBトークンなども下落した一方、長期的には仮想通貨という資産クラスは同じトレンドを向くため同様に回復を見せているのです。

アルトシーズンの心理的背景については墨汁マガジンVol.1157「仮想通貨(暗号資産)「アルトシーズン」のフェイズを市場心理背景から理解する」を参照してください。

 

考えるは仮想通貨の資産クラスとしてのトレンド

これは何度も解説している重要なことですが、

 

「仮想通貨の長期トレードを行う場合、資産クラスとしての全体トレンドを考え、全体的にそのトレンドが継続することを仮定する」

 

必要があります。

なのでアルトシーズンの

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