目次
- 1 イーサリアム「フサカ(Fusaka)」が2025年12月3日に実装
- 2 イーサリアムはビットコインより強いトレンド維持
- 3 今起きてほしくない展開
- 4 アルトシーズンの兆し?
- 5 現状でアルトシーズンは来るのか?
- 6 まとめ
トランプ政権の米政府閉鎖からイーサリアムは下落した一方、3500ドル前後を維持している状態です。一方でアルトコイン市場全体は疲弊しており、フラッシュクラッシュにおける巨額清算に巻き込まれて最安値を更新。アルトシーズンはまだ来ていない段階となっています。
本稿では2026年に向けたイーサリアム及びアルトコイン相場全体の見通しとポイントについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
ビットコインの相場見通しと仮想通貨相場に大きな影響を与えるファンダメンタルについては墨汁マガジンVol.1193「2026年に向けた仮想通貨相場の今後 重要なファンダンタルとポイントは?」を参照してください。
イーサリアム「フサカ(Fusaka)」が2025年12月3日に実装
イーサリアムは12月3日に次期大型アップデート「フサカ(Fusaka)」を実装することが決定しています。このフサカアップデートではArbitrum($ARB)やzkSync($ZK)などのイーサリアムL2に向けたDAレイヤーとしての大きな変更となる「PeerDAS」が実装され、L2のシーケンサーがCALLDATAの書き込みの代わりに利用するBlobsが大幅に引き上げられることになるのです。
これはイーサリアムとしてのDAレイヤーとしての利便性を上げる大型アップデートであり、Celestia($TIA)にはきつい展開が続くということになり、L2にとっては手数料が下がりシーケンサー報酬は下がるためメジャーL2以外には厳しい展開になるでしょう。
イーサリアムはビットコインより強いトレンド維持
ではイーサリアムのトレンドを見ていきましょう。ビットコインが長期下落トレンドに転換しかけている一方、イーサリアムはSharpLink Gaming($SBET)のようなトレジャリー企業の買いが強いことから
