Balancer(BAL)は最大8つの仮想通貨を流動性プールを活用した”仮想通貨インデックスファンド”という面白いコンセプトを持つ一方、仕組みがUniswapやCurve Finaneより複雑になっています。本稿ではBalancer(BAL)の基礎的仕組みを構成する考えの”N-Dimensional Surface”について非エンジニア向けに図解でわかりやすく解説を行います。
Balancer解説一覧
Vol.665「Balancer(BAL)とは?イーサリアムDeFiの3大DEXのBalancerの概要を理解する」
Vol.666「図解で理解するBalancerの仕組み “N-Dimensional Surface”とは?」
Vol.673「【図解】イーサリアム三大DEX(Uniswap,Curve,Balancer)の仕組みから比較するステーブルコインスワップ」
x*y=k
例えばBalancerの基礎的な考えとなるUniswapについて考えてみましょう。Uniswapは1:1つまりシンプルに
x * y = k
の流動性で曲線を構築しています。
ここでETH、WBTC、USDCがあり、
ETH:USDC
WBTC:USDC
という2つのプールしかない場合、Uniswapは
ETH→USDC→WBTC
とUSDCを経由することで実質の3通貨のスワップを行っています。Uniswapの流動性プール経由については墨汁マガジンVol.471「図解で理解するUniswapのわかりやすい仕組みPt.2 Uniswap V2の手数料と利点」を参照してください。
x*y*z=kの3次元
ですがBalancerの場合は3通貨をまとめて
ETH:WBTC:USDC
として1つの流動性プールで構築しています。この時Uniswapで使用していたx*y=kは3つに増えたことで
x * y * z = k
というふうに3次元で考えなければいけないということです。
”N-Dimensional Surface”とは?
では上記を前提にBalancerのキーコンセプトである”N-Dimensional Surface”について図解でみていきましょう。
BalancerのN-Dimensional Surfaceとは
「n次元
