目次
- 1 Uniswapの手数料が高い時の理由
- 2 Uniswapの手数料
- 3 Uniswap V2の利点
- 4 複数の流動性プールを経由する理由
- 5 Uniswapで2つ以上のプール経由時の手数料
- 6 まとめ
Uniswapの仕組みと流動性マイニングについて解説したPt.1に対し、Pt.2ではリスクやより深い仕組み、2020年5月にローンチしたUniswap V2の利点、流動性マイニングのリスクや安全性について図解を用いてわかりやくす解説を行います。Uniswapの主な仕組みについては墨汁マガジンVol. 図解で理解するUniswapの仕組みPt.1 流動性マイニングとプールが成立する理由と利点」を参照してください。
Uniswapの手数料が高い時の理由
Uniswapの手数料は0.3%となっており、それにプラスしてコントラクトを実行するためにイーサリアムのガス代が必要となります。最近の加熱するDeFiの流動性マイニングとガバナンストークンの配布により、イーサリアムガス代はATHし、200Gweiから300Gweiを超える日もありました。
実際にイーサリアムのガス代チャートを見てみると、8月前後では100Gweiを推移しており、混雑していなければ10Gwei前後、安いときでは1Gweiでも問題なく次のブロックに取り込まれるのに対し、約20~30倍の手数料が必要となることになっています。
Uniswapの手数料
Uniswapのプールでは手数料が0.3%ですが、