目次
- 1 Pendle(ペンドル)とは?
- 2 Pendleの概要
- 3 Pendleが狙うイールド取引
- 4 Pendleのイールドトークンとは?
- 5 Maturity Date(満了期)とトークン
- 6 まとめ
イーサリアムやL2のArbitrum、Optimismなどで現在人気を博しているPendle(ペンドル)はDeFiにおける新たなデリバティブとして運用の新たな選択肢と言えるでしょう。
本稿ではPendleの概要について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
Pendle(ペンドル)とは?
Pendleとは
「DeFiにおけるイールド取引プロトコルで、ユーザーはDeFiにおけるAPYなどのイールド(金利や配当)を売買することができるデリバティブプラットフォーム」
を指します。
PendleではAPYをトークン化したイールドトークンを売買することができ、例えばイーサリアムのステーキングを行う流動ステーキングトークンのstETHのイールドなどがトークン化されています。
Pendleの概要
Pendleは2023年になって注目されたDeFiデリバティブプラットフォームですが、ローンチ自体は2021年6月と比較的早いことがわかるでしょう。
チェーン | ETH, ARB, OP, BNB |
種類 | DeFiデリバティブ |
創設年 | 2020年 |
メインネットローンチ | 2021年6月1日 |
資金調達額 | 370万ドル |
公式X(Twitter) | @pendle_fi |
トークン | $PENDLE |
Pendleが狙うイールド取引
ではDeFiで運用するよりPendleを活用した方がいい利点についてみていきましょう。
まずイールドトークンというコンセプトが生まれたのは
「DeFiにおける