- 1 仮想通貨の戦略的投機の解説一覧
- 2 アルトコイン相場にはイーサリアム高騰が必須
- 3 アルトコインシーズンの指標
- 4 アルトコインシーズンのポテンシャル
- 5 セクター別に見る割安アルトコイン
- 6 需要の高さを図る
- 7 データから見えてくるスマートマネー需要
- 8 まとめ
イーサリアムはFTX破産時の水準となる1400ドルを割るも約2倍となる2700ドルまで回復。これによりイーサリアムETFのグレースケール禊で上値が重かったことでアルトコイン全体が最安値更新となっていたものの、大幅なアルトコイン全体の回復を見せており、アルトコインシーズンの兆しが出てきたと言えるでしょう。
本稿では今回のトランプ関税ショックによるイーサリアムやアルトコイン下落において、次の高騰ポテンシャルを持つ仮想通貨セクターについてデータやエコシステム、テクニカル分析による解説を仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく行います。
グレースケールの禊については墨汁マガジンVol.1115「グレースケールの「禊」とは?イーサリアムの上値が重い理由を理解する」を参照してください。
仮想通貨の戦略的投機の解説一覧
Vol.821「上昇トレンドに向けてのポートフォリオ構成の投資戦略を考える」
Vol.822「次の仮想通貨上昇トレンドで100倍銘柄を見つけるには?傾向分析から見る“条件”」
Vol.823「仮想通貨における戦略的投機と投資の違い 性質を理解して100倍銘柄を狙うには?」
Vol.828「次期上昇トレンドで仮想通貨の投資適格銘柄をどう判断すべきか?」
Vol.959「【2024年版】億り人を仮想通貨(暗号資産)で達成するための具体的戦略とポートフォリオ」
Vol.1011「億り人を目指す場合のミームコインの投機戦略 1000倍を狙うミームコイン銘柄は?」
Vol.1070「【2025年版】仮想通貨(暗号資産)の割安指標の算出方法 今買う仮想通貨でお得な銘柄は?」
アルトコイン相場にはイーサリアム高騰が必須
イーサリアム価格はこの2週間2600ドル前後を推移しており、ビットコインが史上最高値の11万ドルを更新しても下落せずに高止まりとなっています。
このイーサリアムの回復に伴いアルトコイン全体が回復傾向を見せており、その値動きはセクターごとに動く面白い動きとなっています。これらのことから投機マネーはまだアルトコイン全体には動いておらず、スマートマネーのロングポジション蓄積であると考えることができるでしょう。
アルトコインシーズンの指標
ではアルトコインシーズン目前として各種指標から分析してみましょう。現状のアルトコインシーズンはETHBTCのイーサリアムドミナンス絡みてもまだ初期段階に入ってない状態であるといえチャンスはまだあると言えます。
このイーサリアムドミナンスの動きは