仮想通貨(暗号資産)相場は無事2025年を迎え、トランプ氏の大統領就任となる2025年1月20日に向けて期待が高まっています。一方で年末にはFRBのタカ派見通しによって仮想通貨は下落しており、これからトランプバブルに向けてさらに戦略的投機としてのエントリーを考慮する機会と言えるでしょう。
本稿では2025年のトランプバブルを想定したポジションエントリーにおいて割安でエントリーできるかを分析する指標について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
トランプバブルと直近の仮想通貨相場分析については墨汁マガジンVol.1066「FRBのタカ派は仮想通貨のトランプバブルにどのような影響を与えるか?」を参照してください。
仮想通貨の戦略的投機の解説一覧
Vol.821「上昇トレンドに向けてのポートフォリオ構成の投資戦略を考える」
Vol.822「次の仮想通貨上昇トレンドで100倍銘柄を見つけるには?傾向分析から見る“条件”」
Vol.823「仮想通貨における戦略的投機と投資の違い 性質を理解して100倍銘柄を狙うには?」
Vol.828「次期上昇トレンドで仮想通貨の投資適格銘柄をどう判断すべきか?」
仮想通貨(暗号資産)を買うための指標分析
仮想通貨(暗号資産)のポジションを持つために購入する際、考えるべきは「なんか未来があるから上がりそう」や「これは好きだから買おう」というような曖昧な理由ではそれは投資ではなくギャンブルであり、投機でさえないと言えます。
そのため仮想通貨、特にアルトコインを購入する際には戦略的投機のように複数の指標やロジックをベースに考える必要があります。
これまでの指標では単純なものが多く
1.ICOやIEOにおける需要
2.DeFiのような新たなインフラ
3.EVMチェーンのようなサブストリーム
4.TXの使用率
5.ガス代のチャート
などでしょう。
ですが仮想通貨は既にビットコインETFやイーサリアムETFの米国証券取引委員会(SEC)承認により金融資産の1つのクラスとしての立場を獲得しており、単純な指標では計れないレベルまで来ていると言えるでしょう。つまりより高度な分析が必要であり、違った角度からのアプローチが必要だということです。
戦略的投機における仮想通貨分析指標
では墨汁うまいが使用している分析指標及び考え方についてみていきましょう。本サロンでは戦略的投機として2020年から2021年にかけての仮想通貨高騰相場の傾向から導き出した指標として
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