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ビットコイン価格は2024年12月FOMCにより下落、2025年FRBのタカ派の見通しによって10万ドルを切る展開となりました。本稿では2025年のトランプ政権誕生における「トランプバブル」及び2025年仮想通貨(暗号資産)相場がどうなるのかについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
トランプバブルについては墨汁マガジンVol.1048「米大統領選トランプ勝利によるビットコイン相場への影響 2025年はトランプバブルか?」を参照してください。
金利政策の仮想通貨影響解説一覧
Vol.264「FRBの利下げがなぜ話題になったのか?ビットコインと株式やFXの相関関係」
Vol.602「【図解】テーパリングとは?国債と金利の関係からビットコインへの影響を理解する」
Vol.680「FRBの金利政策をテクニカル分析に組み込む方法 利上げのビットコインへの影響は?」
FRB2025年はタカ派の見通し
FRBは12月のFOMCを19日深夜に行い、第4四半期におけるドットチャートを公開しました。FRB議長であるジェローム・パウエル氏は25bps(0.25%)の利下げを発表するも、FRB全体の総意としてはタカ派であり、2025年の利下げは2回することが示唆されているのです。
この影響によりビットコイン価格は10万ドルを一時霧下落となり、仮想通貨(暗号資産)全体がマイナスとなる展開となりました。
また日銀はこのFRBのタカ派見通しに伴い政策会合で利上げの見送りを発表。ドル円が155円を回復して再度円安へと傾いている状態です。
ドットチャートからわかる2025年の見通し
ではこのFOMCの結果から2025年の仮想通貨相場について見ていきましょう。まずドットチャートの見方が重要となりますが、現在のFF金利