目次
- 1 zkSyncのスナップショット
- 2 スナップショットは2月に取られた可能性
- 3 Githubを読み解くと?
- 4 ZKSトークンの最大のヒント
- 5 zkSyncでのエアドロップファーミングを続けるべきか?
- 6 まとめ
イーサリアムのzkEVM最大手であるzkSync(ジーケーシンク)はエアドロップにおける最も期待されたチェーンであり、イーサリアムメインネットにローンチしてから1年が経過したことからエアドロップが目前に迫っていると言えるでしょう。
本稿ではzkSync Eraにおいてすでにスナップショットが取られたのか、エアドロップを狙って利用を続けるべきかについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
zkEVMについては墨汁マガジンVol.927「図解で理解するzkEVMの仕組みPt.1 ゼロ知識証明とSTARKの違いから理解するzkEVMの利点」を参照してください。
zkSyncのスナップショット
zkSyncはStarknetに次ぐ巨額の資金調達をしたzk-RollupベースのL2であり、zkEVMでの単独資金調達ではトップとなっています。2024年2月に入ってzkSync EraのGithubで「use crate::types::token;」というコードラインに”zks”というzkSyncのガバナンストークンのティッカーになるとされている名前が見つかり、さらにzkSync Eraのスナップショットを取る「snapshots.rs」というファイルが発見されたのです。
ここではスナップショットがエアドロップに関連するかは明記されていませんが、メインネットローンチから12ヶ月が経過したことを考慮すると、エアドロップが取られる可能性が高いことを示唆していると言えるでしょう。
エアドロップに関係する資金調達などのプロジェクト情報の一覧ツールは下記を参照してください。
スナップショットは2月に取られた可能性
一方でこのzkSyncのスナップショットは2月末に取られた可能性があり、その痕跡として
「Snapshot