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墨汁マガジンVol.1259「イーサリアムL2やDeFiプロジェクト閉鎖から見る長期投資戦略」

目次

イーサリアムはアルトシーズンの要であり、2024年末のようなただ資金がイーサリアムから抜けてソラナ投機されてるような状況では、アルトコイン全体が上がることはありません。このグレースケールの禊から来るアルトコイン相場の不振は長期投資におけるプロジェクト閉鎖という初めてのリスクをはらみ、仮想通貨投資家のとるべき方針を決めると言えるでしょう。

本稿では長期アルトシーズンが来ないことによる投機リスクと注意すべき戦略について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。直近のイーサリアムの相場分析については墨汁マガジンVol.1257「イーサリアム価格は1000ドルを割るか?グレースケール禊の影響と今後」を参照してください。

イーサリアムL2やDeFiプロジェクトが閉鎖相次ぐ

イーサリアムエコシステムのL2やDeFiは最初の黎明期にローンチしたArbitrum($ARB)やOptimism($OP)、DeFiではUniswap($UNI)やAave($AAVE)などがRollupビジネスやDeFiの大まかな仕組みを確率し、多くのプロジェクトがそれを真似して独自の収益性を確立するために次々と似たようなプロジェクトをローンチしました。

一方でこのような独自性の低いプロジェクトの乱立は、レッドオーシャンと化して収益性は希釈され、イーサリアムの上値が重いことによるアルトシーズン遅れで閉鎖に追い込まれているのが2026年の現状と言えるでしょう。

 

 

L2はいわゆる「Rollupビジネス」による影響であり、DeFiよりも運用コストやリスクが大きいため、最大手以外は維持できないのは目に見えていたといえます。また同様の例でそもそもの開発元がハッキングの弁済をできず、事実上の逃亡に近い形でコントラクトだけ残す例も増えてきている点は注意しなければいけないでしょう。

 

No閉鎖プロジェクト名シンボル種類開発元閉鎖公式X
1Polygon zkEVM$POLzkEVMPolygon Labs2026年7月~@0xPolygon
2ZERO NetworkNAL2Zerion2026年7月~@zerodotnetwork
3BotanixNAビットコインL2Botanix Labs2026年7月9日~@BotanixLabs
4Swell Network$SWELLL2Swell2026年6月~@swellnetworkio
5Public Goods Network(PGN)$GTCL2Gitcoin2024年6月~@pgn_eth
6Radiant Capital$RDNTDeFiRadiant DAO2026年6月~@RDNTCapital
7Seamless ProtocolNADeFiSeamless2026年6月30日~@SeamlessFi
8Mendi Finance/ Malda$MENDIDeFiMalda2026年2月~@malda_xyz
9Zerolend$ZERODeFiZerolend2026年2月~@zerolendxyz
10SlingshotNADeFiSlingshot2026年2月28日~@SlingshotCrypto

 

Rollupビジネスについては墨汁マガジンVol.1171「イーサリアムL2のRollupビジネスモデルから見るリスクとトークン価値」を参照してください。

 

プロジェクトが閉鎖する理由

多くのプロジェクトは独自での開発ではなく、既に黎明期に巨額の開発資金や、基盤を構築するために努力してきたプロジェクトの仕組みをそのまま導入し、独自ブランドとして展開しています。例えばレンディングでいえばAaveやCompound($COMP)が既に確立してきたものであり、Mendi Finance(Malda)やZerolendなどはzkSync($ZK)やLinea($LINEA)などのzkEVMをメインとしたレンディングである一方、ハッキングリスクが高くAaveのような巨額不良債権などを対処できるほどの資金力を持ちません。

結果的にエアドロップを餌にして「ユーザーファーミング」をしても、そもそもの本質的価値がないため、アルトシーズンが来ないでトークン価格が毀損するだけで維持ができないと言えるでしょう。

そこで重要となるのが

 

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