目次
- 1 イーサリアムステーキングサービスとは
- 2 ETHステーキングサービスの問題
- 3 イーサリアムステーキングサービスの裏側
- 4 ETH2ステーキングサービス最大のリスク
- 5 フェイズ移行後の懸念
- 6 スラッシュとペナルティ
- 7 まとめ
イーサリアム2.0のステーキング開始後、多くのETHステーキングサービスが発表されており、仮想通貨取引所やマイニングプールによるETH2ステーキングプールなど多彩にあります。
本稿ではこのようなイーサリアムステーキングサービスの危険性とリスクについて詳しく解説を行います。イーサリアム上の非中央集権ステーキングプールのRocket Poolについては墨汁マガジンVol.313「イーサリアム2.0のバリデータプール”Rocket Pool”のリスクとペナルティ対策」を参照してください。
イーサリアムステーキングサービスとは
イーサリアム2.0において、32ETHのステーキングはCasper FFGの設計により自己ノード、つまり自分でBeacon NodeとバリデータノードをPCで建てるようにインセンティブ設計されています。
対してこれらイーサリアムステーキングにはある程度のエンジニアの知識を必要とし、ノードをオフラインにならないように運用しなければならないという若干のハードルの高さがあります。
対してステーキングサービスの場合、それらの面倒な管理や手順を委託することで、報酬の一部を手数料として報酬を得る形です。
Rocket Poolのようなイーサリアム上のコントラクトではない場合、ある程度名前のしれている仮想通貨取引所やマイニングプール以外は、32ETHのデポジットを盗むスキャム(詐欺)の可能性が高いです。
特にステーキングでボーナスを付与などのものはほぼ100%スキャムであり、絶対に使用しないこと
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ETHステーキングサービスの問題
このステーキングサービスの一番の問題は”透明性”がです。この透明性は32ETHステーキングを