老舗であるBitMEXの閉鎖は仮想通貨(暗号資産)における一つの時代が終わろうとしています。直近のイーサリアムL2やDeFiのプロジェクト閉鎖だけでなく、仮想通貨取引所の閉鎖まで波及している状態です。
本稿ではこれらの広域の影響における仮想通貨投資家が今考えるべきリスクヘッジと今後について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。イーサリアムL2やDeFiの閉鎖から見る長期投資戦略については墨汁マガジンVol.1259「イーサリアムL2やDeFiプロジェクト閉鎖から見る長期投資戦略」を参照してください。
老舗仮想通貨デリバティブBitMEXが閉鎖
BitMEX(ビットメックス)の公式発表によると、2014年から仮想通貨(暗号資産)デリバティブ取引所として運営されてきたBitMEX Exchangeは2026年9月23日04:00 UTCをもって閉鎖されるという。これに伴い新規口座登録は即時停止され、8月26日04:00 UTCからはリスク制限により新規ポジションの作成ができず、既存ポジションの清算のみ可能となるとしているのです。
BitMEX(ビットメックス)は100倍レバレッジの無期限先物を発明した取引所として知られ、仮想通貨デリバティブ市場の拡大に大きな影響を与えた一方、事業と仮想通貨業界全体の戦略的見直しにより閉鎖を決定したと説明しています。
9月23日の閉鎖時点で残る未決済ポジションは強制決済され、未出金の資産は引き続き出金可能ですが、月次で50ドル相当または年率1%のいずれか大きい方の口座手数料が発生することになります。ハッキングによる顧客資金損失ゼロを掲げてきた老舗取引所の閉鎖は、仮想通貨の一つの時代が終わりを示すため、今後の投資判断において大きな影響を与えるといえるのです。
恒久的なビジネスはない
よく投資家は勘違いするのですが、時代の移り変わりは一瞬であり、これについていけるビジネスは0.01%もありません。ゆえに必ず理解しておき、念頭に置いておかなければいけないのです。
例えば自分の投資判断を養った教科書的な投資家は
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