- 1 仮想通貨のDeFi/NFTセキュリティ対策解説の一覧
- 2 墨汁うまいは8年間一度も被害にあっていない
- 3 仮想通貨投資家は完璧である必要がある
- 4 仮想通貨におけるセキュリティ対策環境
- 5 仮想通貨のハッキング被害の理由は自分
- 6 今からでも取れる最大のセキュリティ対策
- 6.1 コスト1000円以下の対策
- 6.2 コスト2万円以下の対策
- 6.3 運用資産が300万円を超える場合の対策
- 7 セキュリティ対策の大原則
- 8 まとめ
仮想通貨におけるハッキングと盗難はセキュリティリテラシーが求められ、ちょっとした油断や気の緩みで資産が盗まれることがあります。本稿ではDeFiを5年、仮想通貨を8年利用している墨汁うまいが一度もハッキングや盗難被害にあったことがないセキュリティ対策について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
仮想通貨のDeFi/NFTセキュリティ対策解説の一覧
・99%が知らないイーサリアムDeFiやNFTのコントラクト検証と確認方法Pt.1Approveの危険性を理解する
・99%が知らないイーサリアムDeFiやNFTのコントラクト検証と確認方法Pt.2フィッシングを避ける安全な署名方法とは?
・99%が知らないイーサリアムDeFiやNFTのコントラクト検証と確認方法Pt.3Solidityの背景から理解するUniswapの動作
・99%が知らない”イーサリアムDeFi/NFTコントラクト検証と確認方法
Pt.4コントラクトリストを使用した安全な利用方法
墨汁うまいは8年間一度も被害にあっていない
墨汁うまいが仮想通貨相場、及びブロックチェーンを使用しはじめて今年で9年目となり、DeFiの黎明期であった2018年末からCompoundなどのコントラクトを使用しており、DeFi歴は今年で6年目となります。
それだけ長い期間、多くのコントラクトやチェーンに触れてきたものの、これまでハッキング被害や盗難被害にあったことは一度もないのです。これには徹底的なセキュリティ対策だけでなく、
・セキュリティ対策を実行する環境
・ハッキングや盗難被害が起きる理由の理解
・常に油断をしない
ということが必要となり、実際このようなセキュリティリテラシーはその人本来の考え方に基づくため非常に要求レベルが高くなるといえるでしょう。
仮想通貨投資家は完璧である必要がある
自分の資産を守り、資産を増やし続けるには「常に何事も完璧である」必要があると墨汁うまいは考えており、実行しています。例えば英語が読めるだけでは難解なシステム構成を理解することができず、トレードセンスだけがピカイチでもセキュリティリテラシーやコントラクトやEVM知識がなければ容易にフィッシングやハッキング、盗難被害を受けてしまうのが仮想通貨だからです。
これらの要求レベルは上記でみたように非常に高いものの、環境を整備して最低限の知識を身につけることで圧倒的に改善ができるというのも事実です。定期的に話題に上がるハッキングとしては
「Metamaskなどのウォレットから資産が全て抜かれた」
というものですが、これは本来セキュリティ対策がしっかりしていればどのような状態でも起こりえないのです。
もちろん運用の額次第ではありますが、セキュリティ環境は正しく構築しておくだけで大抵の場合は被害を未然に防ぐことができるでしょう。
仮想通貨におけるセキュリティ対策環境
では順に見ていきましょう。
まず仮想通貨においてエアドロップファーミングやDeFi/NFTを利用する場合に対策できるセキュリティ環境は主に2つあり、
1.Trezor/Ledgerなどのハードウェアウォレット使用
2.