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墨汁マガジンVol.102「DEVCON4とEthereum1.x」

目次
  • 1 1.イーサリアム1.x
    • 1.1 1-1.DEVCON4の秘密会議
    • 1.2 1-2.ミーティングの発覚と問題点
    • 1.3 1-3.イーサリアムの現状
  • 2 2.現在のイーサリアムのエコシステム

1.イーサリアム1.x

イーサリアムファンデーションは1年に1度デベロッパーカンファレンスとして、多くの新しい発表やロードマップなどを含む大規模カンファレンスを行います。

Developer Conference、略して通称DEVCONと言われるものが恒例行事となっています。

1-1.DEVCON4の秘密会議

今回、10月末から11月はじめにかけて行われたDEVCON4中に、イーサリアムの発明者であるVitalik氏、クライアントのGethのメインデベロッパーであるPeter氏、イーサリアムの創設者の一人で、イーサリアムスタートアップのConsensysのJoseph氏を含む少数で、Ethereum 1.xと2.0に関する”プライベートなミーティング”が行われました。

Gethの次に人気なParityは、イーサリアムファンデーションを去ったGavin氏を筆頭に、Parity Techという企業を率いて開発を行っているのです。

ですが、今回このプライベートミーティングでは、Gavin氏は参加しておらず、コンスタンティノープルで1番重要なEIP-1234を提案したParityのデベロッパーに関しては、Afri氏には知らされておらず、最も憤慨しています。

 

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