イーサリアム上に展開するL2は「Rollup」を主軸にしたハイブリッドネットワークであり、このArbitrum($ARB)やzkSync($ZK)のようなRollupの開発段階を評価するSTAGE(ステージ)があります。
本稿ではイーサリアムの発明者であるVitalik Buterin (ヴィタリック・ブテリン)氏が批判したSTAGE1やSTAGE2などのRollup評価指標と現状について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。Vitalik氏が墨汁マガジンVol.1224「VitalikのイーサリアムL2批判と今後のイーサリアム開発ロードマップを理解する」を参照してください。
Rollupの「STAGE」とは?
イーサリアムのRollupは2021年8月31日にローンチしたAbirtum(アービトラム)が最初Rollupであるものの、その歴史自体は浅くまだ4~5年しか経過していません。
このRollupの開発段階の評価にSTAGEという概念が考えられており、Vitalik Buterin (ヴィタリック・ブテリン)氏は現状のArbitrumやOptimismなどでさえまだSTAGE1である点を
「開発が遅く、Rollup CentricすなわちRollupを中心としたイーサリアムのスケーリングというロードマップを軌道修正する」
と批判したわけです。
この「Rollup Stage」は3段階に分類されており、簡単に分類すると
STAGE0:開発中
STAGE1:限定的なセキュリティ
STAGE2:イーサリアムの完全裏付けセキュリティ
という開発ステージ分けを指すということです。
L2のコア技術については墨汁マガジンVol.565「L2の3つのコア技術RollupとPlasma、ステートチャンネルの利点と欠点を理解する」を参照してください。
STAGE0とは?
では順にRollup STAGEについて見ていきましょう。Rollup STAGEを提唱したのは2022年11月にVitalik Buterin氏であり、主な定義としては
「Rollupの
