- 1 スイス最大手銀行「UBS」の仮想通貨産業への参戦
- 2 ビットコインは9万ドル、イーサリアムは3000ドルを下回る
- 3 金と銀高騰の背景からわかる市場の歪み
- 4 シルバーとゴールドを買うべきなのか?
- 5 2026年2月が担う市場における重要な月である理由
- 6 墨汁うまいが考える2026年の市場キーポイント
- 7 まとめ
ビットコインは10万ドルを回復しそうな短期的勢いを見せていた一方で9万ドルを下回る下落、仮想通貨(暗号資産)全体は変わらずに引っ張られてイーサリアムも3000ドルを下回る弱い展開となっています。
この展開には仮想通貨市場はビットコインの半減期を起点にした4年サイクルのアノマリーを考慮しはじめているとえるでしょう。本稿では2026年の方向性を分析するのに最も重要な2月の相場動向及びテクニカル分析について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
4年周期のアノマリーについては墨汁マガジンVol.1214「ビットコインの4年周期のアノマリーは2026年も来るのか?データ分析に考えなければいけないこと」を参照してください。
スイス最大手銀行「UBS」の仮想通貨産業への参戦
Bloomberのリーク報道によると、スイス最大手銀行のUBSが、プライベートバンクの一部顧客(富裕層)に向けてイーサリアム(ETH)やビットコイン(BTC)などの仮想通貨(暗号資産)の投資・取引を提供する案を検討しているという。
世界有数のウェルスマネージャーが本格的に動けば、
「仮想通貨は一部の投機から資産運用の選択肢」へと位置づけが変わっていく流れを後押しする可能性がある」
といえるでしょう。
現状はすぐにサービス開始と決まった話ではなく、提供形態や管理体制を詰めている段階であり、仮想通貨現物のカストディや売買実行、リスクマネジメントを担う提携先を選定中であり、協議は数カ月続いているものの最終判断はには至っていないのです。なおUBSの運用資産は2025年9月30日時点で約4.7兆ドル規模であり、市場への影響は大きいと言えるでしょう。
ビットコインは9万ドル、イーサリアムは3000ドルを下回る
一方で仮想通貨相場は弱い状態が続いており、一般投資家はビットコインやイーサリアムを売り、ゴールド(金)やシルバー(銀)などの貴金属に流れる動きが加速しています。
この動きには米国がベネズエラに軍事介入したことがゴールド需要の加速を生み出しており、BRICKSや世界的に見てのドル支配からの脱却が加速する流れとなっていることが、
「ステーブルコインを介したドル支配を強める」
というトランプ大統領の仮想通貨推進戦略を後押ししている理由が手に取るようにわかるでしょう。
ただしこの値動きから読める市場の本質は
「ビットコイン

