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墨汁マガジンVol.1219「【2026年1月最新】ビットコインにおけるテザー社のリスクは解消されたか?」

目次
  • 1 テザー社がゴールド(金)保有企業でトップに
  • 2 USDT vs USDC
  • 3 USDT裏付けトラブル
  • 4 テザー社の和解とUSATローンチ背景
  • 5 データから見るUSDTとテザー社
  • 6 テザー社の経営戦略による利益
  • 7 まとめ

金(ゴールド)と銀(シルバー)価格が暴騰、貴金属バブルとなり得るビットコインレベルの上昇を記録しています。そんな中ステーブルコインシェア世界一のUSDTを発行するテザー社は巨額のゴールドを保有、10年前のテザー疑惑と大きく状況が変化している状態です。

本稿ではUSDT及びテザー社の直近の動きから見るビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨(暗号資産)におけるテザー疑惑やリスクの再評価について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。10年前のテザー疑惑については墨汁マガジンVol.198「USDTは危ない!?テザー疑惑が生まれた歴史と74%の裏付け問題」を参照してください。

 

テザー社がゴールド(金)保有企業でトップに

Reutersの報道によると、ステーブルコイン最大手「テザー社」は2025年第4四半期に金(ゴールド)を準備金として約27トン購入、金が続くざまにATHで史上最高値を更新し、中央銀行や投資家の買いが続く環境が背景といえるでしょう。

またBloombergの取材にテザー社CE、Paolo Ardoino氏は

 

「ポスト・ドルの世界で“金の中央銀行”になる」

 

と述べています。

USDTは市場供給量が約1870億ドルで、準備資産は米国債が中心ながら金は9月末時点で約7%裏付けに保有、金連動のRWAである「テザーゴールド($XAUT)」は時価約27億ドルにまで達ししているのです。
さらに同氏はスイスの金庫に約140トン(約230億ドル相当)を保管し、週1〜2トンペースで買い増しつつ、銀行のように金取引へ踏み込む構想も示しているのです。

 

USDT vs USDC

ここで面白いのは米国拠点で初のステーブルコイン上場企業となったUSDC発行のサークル社、世界的に過半数以上のステーブルコインシェアを持つ最大手かつ最古参のUSDT発行のテザー社がステーブルコイン2トップです。

USDT vs USDCを考える場合、

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