イーサリアムエコシステムやソラナなどのEVM外、Arbitrum(アービトラム)などのL2でも発行されていてるサークル社のUSDCは多くのユーザーがポートフォリオに加えてDeFi運用をしています。一方でUSDCを正しく理解している仮想通貨投資家は少なく、正しくリスク評価ができてないと言えるでしょう。
本稿ではUSDCの法的なリスク、ポートフォリオに加える場合における理解しておくべきリスク・エクスポージャーについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。JPYCの例で見るリスクについては墨汁マガジンVol.1205「JPYCをポートフォリオに加える際のリスク/リターンレシオを利用規約から考える」を参照してください。
USDCの歴史と概要
USDCは2018年のステーブルコインローンチブームの先陣を切ったドル裏付けを持つステーブルコインであり、2026年3月現在テザー社が発行するステーブルコイン「USDT」に次ぐ第2位のステーブルコインシェアを持ちます。
1:1の裏付けを持つステーブルコインにおけるシェアは完全にUSDTとUSDTCの2トップとなっており、DeFiの選択肢ではUSDTとUSDCであればほぼ100%利用することができるといえるでしょう。
ステーブルコインのドミナンス:https://visaonchainanalytics.com/supply
USDCは現在はサークル社100%となっているものの、2018年9月のローンチ時には米最大手仮想通貨取引所のコインベースとの共同で「Centre」のローンチを行っていたものの、2023年にCentreをクローズ。2025年4月にはコインベースが有するサークル社の株を買い戻してIPO、上場を果たしたという経緯があるのです。
サークルのIPOについては墨汁マガジンVol.1106「USDCのCircleはなぜIPOをどうしても行いたかったのか?ステーブルコインビジネスを理解する」を参照してください。
USDCを発行するための構造
サークル社のUSDCはテザー社のUSDTのいわゆる「ステーブルコインビジネス」を参考にしており、ユーザーが裏付けとなるドルを入金して発行を行います。
ですがリスク・エクスポージャーを理解するために重要な点は
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