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墨汁マガジンVol.505「流動性マイニングのインパーマネントロスでETHを利確するには?対策と軽減の手法」

目次
  • 1 高騰時にインパーマネントロスを受ける理由
  • 2 インパーマネントロスとチャート
  • 3 流動性マイニング中のベストな利確タイミング
  • 4 インパーマネントロスを軽減する手法
  • 5 リスクと前提準備
  • 6 まとめ

イーサリアム価格は2018年3~6月ぶりに6万円を記録。2月のコロナショックによる1万円への暴落から実に500%もの高騰を記録しています。UniswapのようなETHとERC20トークンの流動性マイニングでは、このようなETHの高騰による高いインパーマネントロスを受ける可能性があります。

本稿ではインパーマネントロスを現在受けている主な原因と、流動性マイニング中のETHのベストな利確タイミング、インパーマネントロスを軽減するための戦略について詳しく解説を行います。インパーマネントロスが発生する状態については墨汁マガジンVol.487「インパーマネントロスとはどの状態で受けるのか?流動性マイニングの安全性とリスク」を参照してください。

 

高騰時にインパーマネントロスを受ける理由

イーサリアムの日足チャートを見ると11月に入りイーサリアム2.0のデポジットコントラクトがデプロイされた11月5日から、大幅な高騰となっていることがわかります。特に陰線(赤)と下落幅が少なく、強い上昇トレンドとなっていることがわかります。

このような場合、例えばUniswapのETHUSDCプールの取引流動性が低い場合、インパーマネントロスが発生する可能性が高まるのです。

 

ではUiswapのETHUSDCプールの出来高を見てみると、2020年10月16日のHarvest Financeの裁定ドレイン攻撃事件を除き、出来高の大きな変動がないことがわかります。

 

 

出典:Uniswap – ETHUSDCプールの出来高

Harvest Financeで起きた価格操作裁定ドレイン攻撃については墨汁マガジンVol.496「図解で理解するHarvest Financeの価格操作裁定ドレイン攻撃の概要と流動性マイニングへの影響」を参照してください。

 

この場合、過剰に片方のアセットが買われることで価格高騰と相まって高いインパーマネントロスを生むことになるのです。

 

インパーマネントロスとチャート

ではこれらの高騰というマーケット状態からインパーマネントロスについて見てみましょう。

例えば現在のイーサリアムのチャートで見ると

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