目次
- 1 Uniswapの流動性が大幅低下
- 2 DeFi上での流動性争い
- 3 イールドファーミングの移行は適切か?
- 4 ベストなイールドファーミング収益はどれか?
- 5 取るべき戦略は”俯瞰”すること
- 6 まとめ
Uniswapのガバナンストークンである$UNIは、2020年9月17日のローンチからイールドファーミングの初期割当が終了。UniswapのTVLは大幅に低下し、多くのDeFiイールドファーマーがUiswap以外へと移動しています。本稿では$UNIのガバナンスでイールドファーミングが再開されるまで、DeFiイールドファーマーはどうするのがベストかについて詳しく解説を行います。
Uniswapのガバナンスについては墨汁マガジンVol.502「$UNIイールドファーミングの初期割当終了 Uniswapガバナンスと今後」
Uniswapの流動性が大幅低下
2020年11月17日、日本時間9時UNIのイールドファーミングが一時的に終了しました。14日時点でUniswapのTVLは30億ドルに到達しておりATHとなっていたものの、その後15億ドルをさらに下回り、現在では3分の1に近い10億ドルに迫る勢いとなっています。
これはUNIのイールドファーミングによる即座の収益性というインセンティブがなくなり、その他のDeFiのイールドファーミングへ流動性が分散したことが原因となっています。
DeFi上での流動性争い
ではこの流動性がどこに行ったのか、それらの行動が本当に正しいのかについて見ていきましょう。まずDeFi