目次
- 1 UNIイールドファーミングの初期分終了
- 2 Uniswapのガバナンス
- 3 UNI初期ガバナンス設定
- 4 UNIガバナンスの閾値問題
- 5 Uniswapガバナンスの提案
- 6 まとめ
イーサリアムのイールドファーミングで高い人気を誇るUniswapは、2020年9月17日にガバナンストークン$UNIをローンチ。初期のUNIイールドファーミングの割当は2020年11月17日9時に終了します。本稿ではUniswapのガバナンストークン”UNI”を用いたガバナンスについて詳しく解説を行います。
Uniswapの$UNIイールドファーミングについては墨汁マガジンVol.481「Uniswapの$UNIイールドファーミングのAPY(年利)と条件」を参照してください。
UNIイールドファーミングの初期分終了
UniswapがUNIをローンチしたのは2020年9月17日で、UNIの初期配布対象者は
・Uniswap v1またはv2を一度でもコール(使用)したことがあるアドレス
・UniswapでのLP
・Uniswap運営や投資家
などでしたが、デフォルトで高い流動性を有していた流動性プールの参加者がLPトークンをステークすることで約2ヶ月に渡って分散配布されてきました。これはUniswapのガバナンスではなく、UNIローンチ時の初期割当であり、ガバナンスのための投票パワーを分散させることが目的となっています。2020年11月17日を持って、この初回イールドファーミングが終了するのです。
Uniswapのガバナンス
ではUNIイールドファーミング終了にどうなるのかというと