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墨汁マガジンVol.502「$UNIイールドファーミングの初期割当終了 Uniswapガバナンスと今後」

目次
  • 1 UNIイールドファーミングの初期分終了
  • 2 Uniswapのガバナンス
  • 3 UNI初期ガバナンス設定
  • 4 UNIガバナンスの閾値問題
  • 5 Uniswapガバナンスの提案
  • 6 まとめ

イーサリアムのイールドファーミングで高い人気を誇るUniswapは、2020年9月17日にガバナンストークン$UNIをローンチ。初期のUNIイールドファーミングの割当は2020年11月17日9時に終了します。本稿ではUniswapのガバナンストークン”UNI”を用いたガバナンスについて詳しく解説を行います。

Uniswapの$UNIイールドファーミングについては墨汁マガジンVol.481「Uniswapの$UNIイールドファーミングのAPY(年利)と条件」を参照してください。

 

UNIイールドファーミングの初期分終了

UniswapがUNIをローンチしたのは2020年9月17日で、UNIの初期配布対象者は

 

・Uniswap v1またはv2を一度でもコール(使用)したことがあるアドレス

・UniswapでのLP

・Uniswap運営や投資家

 

などでしたが、デフォルトで高い流動性を有していた流動性プールの参加者がLPトークンをステークすることで約2ヶ月に渡って分散配布されてきました。これはUniswapのガバナンスではなく、UNIローンチ時の初期割当であり、ガバナンスのための投票パワーを分散させることが目的となっています。2020年11月17日を持って、この初回イールドファーミングが終了するのです。

 

Uniswapのガバナンス

ではUNIイールドファーミング終了にどうなるのかというと

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