目次
- 1 リップルのユーティリティフォーク”Flare Network”
- 2 リップル社のXRP価格戦略と裏の狙い
- 3 XRP価格上昇の理由
- 4 テクニカル分析上の重要ポイント
- 5 まとめ
リップル(Ripple)のXRP価格は、約2倍近い高騰を記録。2019年6月の最高値である0.5ドルへとアップローチしています。本稿ではリップルのテクニカル分析と、価格が今後上がるのか、どのようなことがこのXRP高騰の要因となっているのかについて解説を行います。
リップルのユーティリティフォーク”Flare Network”
Flare Networkとは、リップル社が出資者となっている企業型のブロックチェーンです。Flare Networkのネイティブトークンである$FXRPトークンは、XRP保有者に1:1で付与され、リップル社がコントロールする全体の45%のXRPには付与されません。
つまりNEMのSymbolの$XYMと同様に、新たなブロックチェーンを作成してユーザーに配布するというユーティリティフォークとなります。このFlare NetworkのFXRPを配布するためのスナップショット(残高記録)が2020年12月12日に行われるため、2017年のフォーク祭りと同様に、フォークトークンの売却利益を得るロング需要が、XRP価格に影響を与えていると言えるでしょう。
リップル社のXRP価格戦略と裏の狙い
またリップル社は、