仮想通貨(暗号資産)相場はビットコインの上値が重く、イーサリアムがグレースケールの禊の影響でズレたことで、アルトコイン全体の相場に波及して弱気の相場が継続しています。この理由付けとして「AI銘柄のIPOによる影響」と言われていますが、これは本当といえるのでしょうか?
本稿ではChatGPTを開発するOpenAIやClaudeのAnthropicのIPOと上場の仮想通貨価格への影響について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。アルトシーズンが来なかった理由については墨汁マガジンVol.1115「グレースケールの「禊」とは?イーサリアムの上値が重い理由を理解する」を参照してください。
OpenAIとAnthropicがIPOへ
ロイターの報道によると、ChatGPTを開発するOpenAIは米国でのIPO(新規株式公開)を9月に目標として進めているとし、AI銘柄の上場が加速している状態です。これに伴いClaudeを開発するAnthopicも上場競争を行っており、2026年6月1日に米国証券取引委員会(SEC)にIPOを非公開で申請したことが判明しています。
OpenAIはChatGPTの一般浸透率から考慮しても最大で1兆ドルの評価額に達するという見方もあり、Anthropicも直近のシードラウンドにおける資金調達により9650億ドルまで評価額が上昇しているのです。
従って現状、金融市場では
「OpenAIとAnthropicの上場は単なるAI企業のIPOではなく、AIインフラ関連株全体のバリュエーションを再評価する動きをしている」
と考えられるわけです。
Worldcoinが関連投機仮想通貨銘柄として高騰
また直近ではOpenAIのCEO、サム・アルトマン氏の仮想通貨プロジェクトで、OptimismのOP Stackを採用した「Worldcoin」に投機が集中しているのです。Worldcoinの$WLDトークンは直接的にはAIやOpenAIとは関わりがないものの、上場におけるAI関連投機銘柄として直近で約96%もの高騰を記録しているのです。
これはOpenAIの上場についてのニュースを起点として上昇していることから、AI関連の報道で上昇しているのは間違いないと言えるでしょう。
AI銘柄上場の仮想通貨影響
OpenAIとAnthropicの上場はAI産業において最も大きな金融相場に与える影響となることは間違いないといえるでしょう。
一方で
「OpenAIやAnthropicなどのIPOに向けて仮想通貨から資金が抜けている」
と言われることが多いですが、これは事実といえるかというとむr上値が重くて価格が上がらないことのこじつけと、一般投資家の諦めの感想に近いといえるのが事実でしょう。
また
