ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨(暗号資産)は再度6万ドル割れとなっており、トレンド転換することができるのか、暴落を継続する長期トレンドのままかの重要な瀬戸際となっています。
そこにFRB新議長となるケビン・ウォーシュ氏の利上げ観測がされており、市場は新たな課題を抱えているといえるでしょう。本稿ではFRB利下げの可能性の分析と現在の相場が最も重要であり、エントリーをどう考えるべきかについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
元FRBジェローム・パウエル議長に変わる新議長、ケビン・ウォーシュ氏については墨汁マガジンVol.1250「FRBパウエル議長退任による影響は?ケビン・ウォーシュ新FRB議長がイーサリアムにプラスの理由」を参照してください。
FRB利上げ観測で仮想通貨に逆風
ロイターの報道によると、米連邦準備制度理事会(FRB)はケビン・ウォーシュ氏が新たに議長に着任した後の6月FOMCで政策金利を3.50〜3.75%に据え置いた一方、インフレ見通しの上振れを理由に、年内利上げを見込むFRB理事が増加しているのです。
ロイター報道:Instant View: Fed holds steady in Warsh’s debut, but hawkish shift fuels bond-market rout – https://www.reuters.com/business/view-fed-holds-steady-warshs-debut-analysts-see-hawkish-shift-2026-06-17/
ケビン・ウォーシュFRB議長の姿勢
CPIなどの米インフレ指標はFRBの目標である2%を大きく上回る状態が続いており、ウォーシュ議長も2%目標への回帰を重視する姿勢を示しています。これにより市場では利下げ期待が後退し、むしろ再利上げ観測が意識されはじめている状態です。
ここで重要なのは
「FRBの利上げ観測は米国債利回りやドル高を通じて、ビットコインやイーサリアムを含む仮想通貨(暗号資産)全体の上値を抑える要因となる」
という点です。
特にビットコインは金や米株と同様に「利益の乗ったリスク資産」として利確対象になりやすく、FRBが利下げではなく利上げを意識する局面では、アルトコインを含む市場全体に弱い展開が続く可能性があると言えるでしょう。
FRB利上げの確率
では年内のFRB利上げの確率について見ていきましょう。6月のFOMCでは9人のFRB理事が3.75%~4.5%の範囲での利上げを

