CMEビットコイン先物のデータによると、機関投資家はショートポジションからロングポジションに意向したポジティブサインが見られました。本稿では現在のビットコイン相場とクラリティ法という大きなファンダメンタルとの兼ね合い、夏枯れを経ての重要な9月以降の仮想通貨相場において、墨汁うまいがどう考えているのかについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
クラリティ法と相場影響については墨汁マガジンVol.1277「クラリティ法はなぜ夏に投票されなかった?9月15日投票とビットコインへの影響」を参照してください。
CMEビットコイン先物にポジティブサイン
CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン先物におけるNet Position(ネットポジション)では、投機筋のポジションが改善傾向となっており、2025年11月以降の下落相場で積み上がったショートの巻き戻しが意識されはじめている状態です。
Net Positionとはロングポジションからショートポジションを差し引いたものであり、米商品先物取引委員会(CFTC)が公表するCOTレポートでは、機関投資家や大口投機筋がビットコインをどのように見ているかを確認する重要な指標となります。
ここで重要なのは
「ビットコイン価格が弱い中でもCME先物のNet Positionが改善している場合、現物市場より先に機関投資家の売り圧力低下や買い戻しが進んでいる可能性がある」
という点です。
すなわち短期的な価格下落だけで判断するのではなく、CME先物のポジション改善はビットコイン相場の底打ち、または反発局面に向けたポジティブサインとして注目すべきと言えるでしょう。
CMEビットコイン先物とイーサリアム先物の価格影響については墨汁マガジンVol.380「CMEビットコイン先物は短期も長期もトレード指標となる」を参照してください。
CMEビットコイン先物のデータが重要な理由
ではこれらのCMEビットコイン先物データが示す、機関投資家のポジション傾向についてみていきましょう。
まず重要となるのは
「ブラックロックやフィデリティなどのビットコインETFにより、機関投資家のビットコイン先物需要は大きく変化しており、先物型ビットコインETFなどの需要も混ざっている」
という点です。
すなわちここでみるべきは、今後
